インターナショナルウィーク(国際Aマッチデー)を挟んでヨーロッパ各国のリーグが再開。
少なからずこのインターナショナルウィーク(INW)で怪我をしたり、疲労で帰ってきたりとヨーロッパ主要リーグの(特に強豪チームの)選手にとっては過密日程が続きます。
今回はINWから開けた11日、12日の試合(3節)と共に前節の2節も振り返ります。
はじめに前節のエラス・ベローナ戦(アウェイ)
。
ここは代表ウィーク前の試合で疲労も蓄積されてないので勝っておきたい相手。
前半は15分にハンダノビッチの軽率なパスから失点を許してしまい、その後も決め手を欠き、決定機が作れない状況が続く。
しかし、後半開始早々ラウタロのヘディングで追いつき反撃の狼煙をあげるとディマルコ、ビダルと続々と交代選手を投入!!
74分には新加入の(ラウタロ→)ホアキン・コレアを投入して一気に攻勢をかける。
そのホアキン・コレアが右のダルミアンのクロスを頭で合わせて勝ち越し弾をあげると、終了間際のロスタイムにも左足で冷静に流し込み、インテルでのデビュー戦でいきなりのドッピエッタをやってのけた。
説明不要のエディン・ジェコ、アレクシス・サンチェス、昨シーズンに引き続きエースストライカーのラウタロ、そしてジョーカーとしてのホアキン・コレア、近い将来のウルグアイ代表ストライカー候補サトリアーノと今シーズンは数だけで言えば昨シーズンよりもストライカーが揃っている印象。
ルカク以上のストライカーが仮にいたとしても連れてくることは不可能という状況の中でセリエA屈指のテクニシャンタイプのストライカーであるホアキン・コレアを連れて来れたのはやはりマロッタ様様と言ったところでしょうか(笑)
さてインターナショナルマッチウィークを挟んで行われた第3節、インテルの選手はほとんどがワールドカップ予選のヨーロッパや南米の国々の代表で2、3試合をこなしてきたばかりという中、2週間丸々(2〜4選手だけ代表に招集された選手を除き)休養して元気を持て余しているプロビンチャのチームと当たるのはそれはそれで酷だろう。
前半はディマルコの超絶技巧のフリーキックで先制するも、プロビンチャでは数少ない代表組の吉田麻也のリフレクション(ジェコに当たる)ゴールで同点に追いつかれ前半終了。
その後ラウタロのゴールで追いつくもサンプDFのアウジェッロの待ち構えてましたボレーで同点に追いつかれる。
その後、20分を残して交代カードを5枚使い切るという判断が裏目に出る。
センシが吉田と接触した際に足を痛めシモーネ監督やバレッラなどが何度か気を使いプレイ中断を促すが頑なにピッチに居続ける。
数分後、コーナーキックになった瞬間ピッチの外に倒れ込むセンシ。
2年前にインテルに移籍して序盤の5試合のインパクトがとんでもなく良かったので、一時期はバルセロナ移籍すら囁かれていた訳であるが・・
今思えばその時に50〜100億でバルサに売っ払っていれば良かったのでは?
と思ってしまうくらい(入団直後の出来を除いて)結果を残していない(笑)。
ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(9/16 4:00)はホームでレアル・マドリーといきなり対戦。昨シーズンもレアル・マドリーとは対戦してダブル(ホーム&アウェイ)で負け結果グループステージ最下位になり終了。
今シーズンのレアルはセルヒオ・ラモスやヴァランの退団もあり怖さという怖さは以前より感じないし、去年の借りはここで返しておきたい。
そして、
今シーズンのCLに関しては、ベスト16を最低の目標に設定し、あわよくばベスト4まで進出できればインテリスタからしてみれば御の字でしょう。
※優勝は不可能。
グループDはシェリフというモルドバのチームが入ったのでこのチームに関しては流石に消化試合になる見込みが高くなり、必然的にレアル、インテル、シャフタールの三つ巴ということになります。
そこでGSで3位になってしまうとヨーロッパリーグという無駄な試合が待ち受けている訳で、年明けからリーグ(代表Aマッチ)と併走してのターンオーバーは疲労的な面を考えてもなんとしても避けたいところであります。
ハンダノビッチ、コラロフ、ラノッキア、ダンブロージオ、ビダル、ダルミアン、ペリシッチ、ジェコ、サンチェスとインテルは他のチームより確実に30代の主力選手が多いので年齢的なものでも後半戦は注意が必要です。
今後も
気まぐれでこのインテル記事を書いていこうと思っています。