オラワク倶楽部(何が好きか何が嫌いかで自分を語るブログ)

35歳無職素人童貞発達障害元風俗店員ナマポ受給中の自己破産オナニストが価値観や日常、下ネタを適当に語っていきます!!   好きなもの→サッカー、料理、ドラゴンボール、マンコ。  嫌い→野球、ワンピース、料理できない男、レズビアン(笑)。

バトル漫画ドラゴンボール理論 外伝 キャプテン翼とドラゴンボール


ドラゴンボールキャプテン翼は80年代のジャンプに連載され世界的にも人気があるという点で共通している。

高橋陽一は1960年生まれの61歳、鳥山明は1955年生まれの66歳。

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鳥山明がいくつかの読み切りを経てDr.スランプの連載を開始したのが1980年、高橋陽一キャプテン翼を連載開始したのが1981年。年齢は5歳違うがほぼほぼ同期の漫画家。

 

その後、1984年にDr.スランプは連載終了、続けて同年にドラゴンボールが連載開始する。

キャプテン翼(無印)は1988年まで連載をして1994にワールドユース編で再開し、今現在ライジングサン編まで続くことになる。

ドラゴンボールも84年の連載から95年に原作は終了、紆余曲折を経てドラゴンボール超が始まり現在に至ります。

無印のキャプテン翼はいくつかの物理法則を無視した荒唐無稽さはあるものの躍動感やコマ割り等はダイナミックかつ大胆で読者を魅了させたのは間違いない、この頃はまだ「大人」の頭身もおかしくなくキャラクターの顔も今よりかは書き分けられてた気がする。

 


鳥山明御大と高橋陽一先生を比べてはいけないのだが上述した同時期に少年ジャンプで連載された世界的作品、現在も連載が続いているとこまで似ている。

 


ドラゴンボールは(超やスマホゲー、PS4で)今でも着実に全世界にファン層を増やし続けているが、キャプテン翼はどうだろう?

 


2010年に描いた衝撃の頭身や三杉や反町、岬が同じ顔問題など作者の画力ばかりがネタにされ、スマホゲーや家庭用ゲーム機も酷評される始末。肝心の漫画はどうなっているのか?

 


驚くことなかれいまだにU-23で戦いオリンピックを戦っているのだ!!

 


あの〜

今の世界線(2015年ぐらい)で23歳以下、で翼くんが中学の頃の日本サッカー弱いだの云々言ってた頃とはかなり状況が変わってきたと思うのですが・・それもプロリーグない頃から

 

 

キャプテン翼高橋陽一さんの描き方が酷評されているのは頭身や同じ顔というのが主だけど、サッカー自体のリアリティの無さとかも問題なんじゃないかと思います。

無印で初期の頃からボールを破裂させたりネットを突き破ったりしてアクロバットなシンクロ技や荒唐無稽な作戦をしたりと、ある意味ドラゴンボールの初期から月をぶっ壊すとか兎人参化やアックマンみたいなキャラを出して「その設定を守らなきゃ矛盾が生じる」のような漫画のイメージとしてのハードルやしがらみを印象付けてしまったのはいい意味でも悪い意味でも大きいと思う。

 


ハチャメチャ路線をどう肯定するかでキャプテン翼ドラゴンボールは分かれたと思う。

 


サッカーという現実にあるメジャースポーツで画力が(だけは?)評価されていた頃からコンクリートにサッカーボールがめり込んだり、ボールが裂けたり、ネットが破れたり、クロスバーの上に乗っかったりといちいち荒唐無稽なんですよね。

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これをドラゴンボール理論にはめていくとドラゴンボールは月は勿論、地球ごと気弾で破壊できるという概念が定着したし、実際「復活のF」では負けそうになったフリーザが一瞬のスキを突いて地球🌏ごと破壊してるし、破壊神や全王になると存在自体を一瞬でなかったものにできる(笑)

 


それをキャプテン翼に置き換えると頭身だけでなくいちいちシュートする度にボールが破裂しその分断されたボールの破片をすべて若林が足でキャッチするみたいなくだりがなきゃ駄目だと思う。

少林サッカーにはなってしまいますが。

 


立花兄弟が大人になったので政夫の肩に和夫が仁王立ちして和夫が頭でリフティングをしながら政夫がゴールに突進するとか・・

 


ヘルマン・カルツが楊枝でなく竹を咥え始めたり、ボールから光が出てキーパーの視力を奪うとか、キックした風圧で傷だらけになるとか、ドイツのキーパーがパンチングするとボールが破裂するとか、ボールがあまりにも破裂するので特殊なボール(金属製)を使うようになりボールが全く弾まなくなるとか、風圧やボールで至る所に傷が出来て試合終了の時にはユニフォームがボロボロ・・

 


とかがないとこれから(今も含め)のキャプ翼はとてもじゃないけど肯定が出来ないんですよ。大人になってからキック力やパワーも上がってるはずだから・・

 

※もしかしたら上記のいくつかは既に描いてるのかもしれないが(笑)

 


普通であればワールドカップのアジア予選の東南アジアの小国に苦しめられるとか、ジャマイカ代表にメチャクチャ足が速い選手が多いとか、マジックマジャール軍団ハンガリー代表の復活とか、カナダ代表はスケート(笑)のようにサッカーするとか・・歴史やお国柄でいくらでも湯水の様にアイディアは湧いてくるし、他のサッカー漫画も含めそのように戦術を含めたサッカーの良さを解説したりしないというのが、サッカー後進国だなと言わざるを得ないのです。


翼は45歳でJリーグヴィッセル神戸へ移籍し現役で息子の翔(仮名)と共に試合に出場して得点する。

このような物語があれば今の23歳以下という設定よりも面白みが沸いたと思う。

 

ドラゴンボール超鳥山明全盛期の描き味で同人誌で描いていたとよたろう氏を起用して漫画も批判はあるものの一定数のドラゴンボールファンからは支持されている(少なくとも私は)

 

 

しかしキャプ翼は全盛期の高橋陽一の作画が出来たとて、今更頭身を元に戻すことは出来んだろう。

キャプテン翼は「まだ」ワールドカップのステージにすら立っていないというのに(笑)

 

60代で80年代ジャンプ黄金期を支え、世界的な漫画を描いたという点は共通している。

 

鳥山明氏は未だにドラゴンクエストシリーズでキャラクターデザインを務める傍ら、ドラゴンボール超の映画だったり漫画のキャラクター、ストーリーの原案をするなど精力的に活動して、日本漫画は勿論、日本のゲーム史においても功績を収めた数少ない人物である。

ドラクエやDBがスマホゲームランキングの常連ということでも分かる通り、若い層からも支持されている。

 

高橋陽一はどうだろうか?

ここで高橋氏と鳥山氏の画力について比べることはしない。

しかし多くの人が揶揄するようにハンコ絵の同じ顔や、極端な頭身、荒唐無稽なルール無視の時代遅れの少林サッカーなど、サッカーという範疇には収まりきれなくなっているという意味で近年は話題を提供している。

そもそもサッカー(スポーツ)の魅力の本質というのは翼君ような天才が勝ち続けることではなく負けることにある。

全シリーズ見ている訳では無いがキャプ翼の場合そういった負けるといった部分にスポットライトが当たらないのも嫌。

 

 

昔のオッサンサッカー選手がキャプ翼に影響されまくったみたいなのが多いけど、そもそもキャプ翼以前どころか100年以上前からサッカー文化の根付いてるイタリアの選手がキャプ翼を持ち上げているのも疑問。

 

彼等にとってキャプ翼はあってもなくても見ても見なくてもサッカーは始めていたのではないかとも思う。

 

多分自分はサッカー好き(キャプ翼見てサッカーやり始めた)なオッサンとは馬が合わないんじゃないかなとも思う。

高橋陽一が漫画家として大嫌いだから(笑)

 

 

またこの記事については深掘りするかも知れないが以上です。