令和の虎の一連の騒動についてPart3 - オラワク倶楽部（何が好きか何が嫌いかで自分を語るブログ）

第三章

⭐︎個人的なオススメ回（動画）の紹介！！

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①量子力学を用いてうなぎの知能を使えばブラックホールの理論も音楽で作曲できるのか？？？【結果:Nothing】

【1/3】人工知能の陽子さんと量子コンピューターで作曲します！【松本卓朗・加藤一徳】[151人目]令和の虎 - YouTube

・個人的に1番の神回！！

1億というぶっ飛んだ希望設定金額が既に面白い。

「うなぎ」「タイムマシン」「量子力学」「シンギュラリティ」「ブラックホール」といった単語の数々と「音楽の作成」というのが全く結びつかず、困惑する社長達と志願者のやりとりが面白すぎ。

唯一体育会計のコワモテ脳筋だと思われていた理系の北川社長が何とか志願者の言いたいことを翻訳。

しかし、1億を投資してもらう上で、そのメリットを直接伝えられる能力が皆無というのは、理数系の天才がどうのこうのの以前にビジネスを営む能力がないのだという結論。

そして、「それくらい理数系の天才なら言ってることはちんぷんかんぷんだよね」

というコメントもあったが、コンピュータの原理を開発したジョン・フォン・ノイマンやアラン・チューリング、宇宙物理学のスティーブン・ホーキングなどもそんな感じなの人達だったかと言うと、（意思疎通の度合いレベルでも）恐らく違うだろうという結論にもなる。

そもそもそんな言ってることも伝わらないくらい難解と思われる理系の知識をひけらかすくらいなら、ポアンカレ予想などで有名な「ミレニアム検証問題」を「解答」すればいいこと。

ミレニアム懸賞問題 - Wikipedia

丁度その懸賞金は 100万ドル（約1億1千万）なんだから・・（笑）

②銀座のママVSオカマバーのママ！！【結果:A LL】

【敏志 1/3】名古屋に全国のオカマが集まるオカマバーを作りたい!!/[64人目]令和の虎 - YouTube

志願者が常にこんな人なら面白いと思わせる良回。

志願者はゲイバーのママで新たに他店舗でご当地のオカマを呼ぶ為のゲイバーを作りたいと志願。

居抜き物件で店舗を構え、希望額が900万円、自己資金も200万と、視聴者にとっては1番想像に難くないパターンなのも良き。

飲食店業者らしく内訳も的確に答えることができる点は視聴者からしても勉強になるのでこの様な志願者が多くなればとも思った。

やりたいことが自身の経験を踏まえ明確で、事業内容や内訳をはっきりと答えることが出来て、トークで自分のペースに引き込む力がある人間力は220以上ある回の中でも総合的に見て秀逸だと思った。

結果がどうかではなく一視聴者としてこのような志願者のペースに飲み込まれる和やか回は見ていて気持ちがいい。

そして、唐沢菜々江ママがほぼ1人で（900万中700万円）出すという「漢気」を感じるななえママファンにとっての神回でもあった。

※後にななえママのチャンネルでもこの回について触れている。

③株本祐己 VS16歳高校生【結果:Nothing】
【大堀蒼汰 3/3】反論が止まらない志願者に困惑する虎達。果たして金を出す虎は現れるのか…[61人目] - YouTube

アフィリエイトで数十万稼ぐ16歳早熟起業家のプランに対してwebビジネスやフリーランス企業に長ける株本が問題点を指摘する構図が終盤でヒートアップ。

途中、岩井社長が16歳志願者に対しての基礎的、ビジネスにおいての会話の返しが良くないことを突っ込む。

それに対して株本さんは自分はこれこれこう考えているのは前提として、それを踏まえた上で話している・・などと自身の気持ちを踏まえて、相手や視聴者に分かりやすく伝える。

それを16歳の高校生に諭すのだが、改めて株本さんの分かりやすく簡略的に伝える能力というのがどの社長よりも長けているのが垣間見えた回だった。

※16歳なのでもう少し優しくしてあげても良かったのかなと個人的に思った。

④社長にプランの穴を突かれまくりホストなる25歳。結果【結果:Nothing】

【1/3】人と繋がれるレンタルマッチングアプリを作りたい！[114人目]【米久保諒】令和の虎 - YouTube

青白い顔の生命力薄そうな青年。

序盤の自己紹介で「自殺しようと思った」と言わんでいい情報を伝え、結果終盤戦までその印象を引きずることになる。

その他、競合となるようなマッチングアプリサイトを使っていなかったり、市場調査すらろくに出来ていない落ち度を自分から伝える志願者の頭の悪さが随所に光る回であった。

出資者の虎ではドラゴン細井の「ブサイクしか登録出来ないマッチングアプリだったら面白い」というような、彼独自の改良版の提案や最後に厳しいこと言い過ぎたと100万だけ出す優しさはドラゴン細井を知れる神回とも言える。

※桑田と「デッドボールグループ」の名前を出すやりとりも面白い。

兎に角、ビジネスプランもプレゼン能力も乏しい志願者に対してひたすらその落ち度を突きまくり改善案を提案するバズり（100万回以上）回。

珍しく桑田社長のビジネスプランに対しての基本的な盲点への突っ込みや自身のホストクラブでの経験談なども聞けるいい回だった。

※その後、志願者は提案でもあった桑田社長の店のホストとして働くことになる。

上記に挙げてきたのような動画を見てると伸びる動画や完全ALLになる人柄や受け答えというのは大体分かってくる。

ただ中身のないNothing動画が再生数的に多いことも事実。

その一例の番外編として1本だけ過去最悪候補の動画についてコメントさせて頂きこの章は締めくくる。

昨日案を思いついたUE配達員【結果:Nothing】
【1/3】自転車のフードデリバリーにおける配達員の事故を減らしたい！【手塚尚】[154人目] 令和の虎 - YouTube

ウーバーイーツの配達に広告を付ければ事故は減少するのではないかという、小学生でも発案しないような事業プランをあえて持ち込む志願者。

最後の動画（3本目）Nothingの際に社長達が投げかける辛辣な皮肉たっぷりなコメントに苦言を呈する馬鹿なコメント坊がいる。

要は岩井が「過去最高でした、長さが」や桑田の「友達見つけよう、俺はならないけど」などの皮肉が志願者を愚弄していて、馬鹿にしているとしか感じられず、志願者を見下していて好きじゃないとう嫌悪感を残すコメントが多かった。

ただ、話が長く要点を掴めない会話をしているのは、日本人のまともな頭であれば誰が聞いても揺らぎない事実であることに変わりはない。

それに加え、下調べや市場調査をろくにしていないこと、それに対しての返答や謝罪というのも全く誠意が伝わらないというのも事実なのが、社長から嫌味を言われる要因でもあったと思う。

この回には出てない株本さんが言っていたのが「アイデアの秀逸さ、行動力、経歴が信用できるかが出資する上では重要なポイント、それもなければリスクを背負っているかが重要になってくる」とのことだが志願者には当然それすらもない。

そんな絶望的な状況に加えて質問の真意も理解もできない、説明の要点も伝わらない、要点の根拠に対する明確なメリットも分からない、さらにその状態で何とか言葉を捻出しようとする様は、野球で言えば5回ゴールド負けになっているにも関わらず、9回までやるようなものだったのかもしれない。

この場合、恐らく普通なら負けてる側の観客は帰る。

つまり、志願者が場の空気を察して自ら締めて帰るなり、最終ジャッジに進ませるなりすればよかったのだがそれすらも分からないものだから社長は勿論のこと、岩井さんもイライラが募りあのような最後のコメントに至ったのだと思う。

しかもこの志願者、冒頭で600万貯めてた貯金をギャンブルで溶かしたとも語るくらい人間的には評価されたものはない。

それも踏まえて虎達は皮肉すらも伝わらないのだろうという意味も込めて発言したのだと思う。

※ 何故あえて皮肉を言うのかというと、正論でアドバイスしても伝わらないという思いがあるから、あえて皮肉や嫌味を込めて伝えてるのだと思う。

それは、ゴールド負けになっているのに野球のルールが分からないから、とりあえず続けて8回くらいに「敬遠」をするようなものだったのかもしれない。

そんなことされた相手チームはイライラでしかないでしょう。

それを試合終了と同時に

「いやあ白熱した試合でしたね！！点差以外は！！」

と言って何が悪いのでしょう。

自分の身の丈に合ってないプランを提供した上でそれが説明できず、言葉のキャッチボールができない、しかも無意味にプライドが高く（と思われてる）、客観的に見れば説明が出来ておらず、仮に自身のお金でやっても失敗することが見え見えな事業に対して変な自身が垣間見えるところは、社長でなくても嫌われる要素が多い人間の典型。

コメント欄で「北川社長以外は駄目」とか書いてる馬鹿もいたけど、動画を見れば北川さんも志願者が説明している最中に笑ってしまったり、目を複数回瞬きしたりと彼も真剣に聞ける状態でははなかったのだと思う。

もしあの場に某ソフト・オン・デマンドの元社長がいたら

「俺帰るわ、あなたね気が付きな、自分の能力ってものを。

人からお金貰うってことはそんな能力じゃ泥棒になっちゃうんだよ。

で、悪意のない泥棒ってのが1番タチ悪いの。」

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