FIFAワールドカップ2022第2戦の総評②
前回に引き続きW杯カタール大会第2戦を完結に綴っていきます。
端的に言うと、今回のW杯は前回の記事でも書いた通りW杯史上最高に“実力が拮抗した”W杯というのが確信に変わった。
※こちらは亀甲
まず第2戦を終えてグループステージ敗退が決定したチームは32チーム中たったの2チーム。
グループAのカタールとグループFのカナダのみとなった。
そしてグループステージ突破を決めたチームも
グループDのフランス、Gのポルトガル、Hのブラジルの3チームのみとなった。
27のチームが第3戦を迎えるまでグループステージ進出と敗退の可能性を残すという大会は(32チーム制では)勿論史上最多。
勿論、私は無職なので全試合観戦中でございます。
第2戦のMy Best Matchは
ウェールズvsイラン0-2
ベルギーvsモロッコ0-2
韓国vsガーナ2-3
です。
ウェールズ対イラン
アメリカ代表を応援するものとしてイラン代表と最後にマッチアップするのは複雑な心境。
政治的な因縁も取り沙汰されてますが、何よりウェールズ戦での起死回生の魂を感じるゴールに感動してしまいました。
ベルギー対モロッコ
そしてモロッコ代表も良かった。
守備やパスワーク、個々の能力も勿論良かったが、右ウイングのチェルシーのハキム・ツィエクと右サイドバックのPSGのアクラフ・ハキミご織りなす今大会随一のサイド攻撃は見ものであること間違いない。
韓国対ガーナ
2-3で迎えた終盤残り10分からの韓国怒涛の攻撃は身を結ばなかったが韓国の絶対追いつくという魂が感じられた素晴らしい試合だった。
その他、イングランド対アメリカ、オランダ対エクアドル、カメルーン対セルビアの対決も面白かった。
そして、クロアチアの試合巧者の戦いぶりに屈して2連敗でグループステージ敗退が決定してしまったカナダ代表。
確かに個の身体能力の高さはベルギーを圧倒していたし、クロアチアにも負けていなかった。
ただベルギー戦に関しては決定力、クロアチア戦に関しては守備の陣形を崩されて複数のチャンスを作られるなど、W杯における場数の少なさからくる戦い方、経験値の少なさが露呈してしまった感が否めない。
敗退はしてしまったが次回26年北米W杯ではホストカントリーのひとつになるので、これからもカナダ代表には注目して行きたい!!
そしてもうひとつの敗退国にしてホストカントリーだったカタール。
実力が拮抗した8つのグループリーグ&今大会の中でも最速で敗退。
まあ、、頑張って下さい。
【決勝トーナメント予想】
赤が決勝トーナメント進出(予想)チーム
⭐︎グループA
オランダ-カタールでオランダ、エクアドル-セネガルでエクアドルが勝って決勝T進出。
⭐︎グループB
後ほど
⭐︎グループC
ポーランド-アルゼンチンはアルゼンチン、サウジアラビア-メキシコはサウジアラビアが勝って決勝T進出。
⭐︎グループD
オーストラリア-デンマークは引き分け、チュニジア-フランスはフランス。
既に突破を決めているフランスに加え勝ち点で有利な状態だったオーストラリアがまさかまさかの決勝T進出。
⭐︎グループE
日本-スペイン、コスタリカ-ドイツ
心身共に疲れの溜まってる日本はスペインに大敗。ドイツもコスタリカに圧勝して結局このグループの2大有力候補が決勝Tに進出。
⭐︎グループF
クロアチアがベルギーに勝ち、モロッコは敗退が決定してるカナダに破れるも勝ち点でベルギーを上回りクロアチアとモロッコが決勝T進出。
⭐︎グループG
セルビア-スイスはスイスが勝ち、カメルーン-ブラジルはブラジルが勝って決勝T進出が決まっていたブラジルに加えスイスが勝ち抜け。
⭐︎グループH
ガーナ-ウルグアイは引き分け、韓国-ポルトガルは韓国に賭けたい。
ただその場合はガーナと韓国が勝ち点で並び得失点差での勝負も並ぶ可能性が高い。
その場合は得点数での勝負になる。
韓国は惜しくも得点数でガーナに及ばすグループリーグ敗退。
と予想。
続く・・・