オラワク倶楽部(何が好きか何が嫌いかで自分を語るブログ)

35歳無職素人童貞発達障害元風俗店員ナマポ受給中の自己破産オナニストが価値観や日常、下ネタを適当に語っていきます!!   好きなもの→サッカー、料理、ドラゴンボール、マンコ。  嫌い→野球、ワンピース、料理できない男、レズビアン(笑)。

ジャマイカ戦勝利!!

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【感想】

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とにかくみんな良かった(笑)


前回のエルサルバドル🇸🇻、カナダ🇨🇦戦などは試合に入りきれてない感じがあったし連携もイマイチだったけど、今回のジャマイカ戦は試合開始直後からジャマイカを圧倒していた。

 


前線からのハイプレスとハードワークで相手ディフェンスにプレッシャーをかけ高い位置の中盤でボールを奪い、右のデスト、左のアントニー・ロビンソンがオーバーラップからのドリブルやクロスで攻撃を仕掛ける。

ムサやマッケニーなども含めて、前線、中盤、サイドバックと攻撃に絡むプレーヤーがほぼドリブルができ、前への推進力と個で突破するという点でよりスムーズな攻撃が出来ていた。

偏りが多かったサイド攻撃も今回はデスト&ロビンソンが絶好調ということもあり両サイドからバランス良く攻められていた。

なんてったって右サイドバックを務めるのはバルセロナでレギュラーの「ラテラル」、セルジーニョ・デストです。

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今回はクラブで出番がなく招集されなかったけどローマのブライアン・レイノルズも見てみたいし、センターバックも出来て今年バイエルン・ミュンヘンの2ndチームにいたFCダラスジャスティン・チェも「もう少ししたら」招集されるでしょう。それに何よりボルシアMGでレギュラーを張るジョセフ・スキャリーもさすがに次回は招集されるだろう。10年はサイドバックは安泰なのにさらにその下の世代から出てくる右サイドバック事情・・

※左サイドバックはアンソニー・ロビンソン、ジョージ・ベロ、サム・バインズの他にもアメリカ2部(USL)チームではあるが目覚ましい活躍をする17歳のジョナサン・ゴメスも「もう少ししたら」招集されるでしょう。

 

徹底紹介のサッカー若手紹介所


無所属の選手(34)なんかを招集するなとか批判していたどっかの国にも分けてあげたいくらいです(笑)

 


コンラッド・デラフエンテが未招集となりDCユナイテッドのポール・アリオラが招集されていた点で不安視していた点ですが素直に謝るしかありません。ごめんなさい🙇‍♂️

 


ポール・アリオラめっちゃいい動きしていた(笑)前線からの積極的なプレスを幾度となく繰り返して時より自らボールを奪いチャンスメイク。

攻撃はブレンテン・アーロンソンとウイングの左右を入れ替えて相手ディフェンスを混乱させて、絶妙なパスやドリブルなどで幾多のチャンスを作っていた。

アリオラは今年、GOLD CUPしか出ておらずNations League(2戦のみ)は未参加。

ここ1、2年はアメリカサッカー界が如実に若手の台頭が多く、海外組のアタッカー(特にウイング)がより多いため、アリオラ等の国内組は海外組も招集できる(クラブ側が拒否出来ない)このような国際Aマッチデーには未招集となることも多かった。

※前回はプリシッチやレイナ、サージェント、シエバチュなどが招集されていた為未招集。


今回のメンバーはGOLD CUP優勝の国内組と海外組の未来のスター(star)が団結した(united)アメリカ(America)の姿が見れたと思う。

 


今回のメンバーには30代は先月30歳になったばかりのギャシー・ザーデス以外(+第3GKのショーン・ジョンソン)オール20代(10代)で構成。

当然、今回も前の試合に引き続きゴールを挙げた(今回2ゴール)高校3年(2003年生まれ)に当たる18歳のリカルド・ペピや、大学1年生(2002年生まれ)の代に当たる19歳のジョージ・ベロ、ジャンルカ・ブジオ、ユヌス・ムサなど10代の選手も4人入っていたりと世界のフル代表チームの中でも異例の若さを誇るのが今のアメリカ代表なのではないでしょうか(笑)

 

https://en.m.wikipedia.org/wiki/United_States_men%2527s_national_soccer_team%20%20

徹底紹介のサッカー若手紹介所

 

※二度同じリンクを貼りました🙏

 

次回のパナマ戦にも期待です!!

 

明日は運命のジャマイカ戦!!

日本時間の明日朝8:30からいよいよ運命のジャマイカ🇯🇲がキックオフ。

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USA vs Jamaica Match Preview | USMNT Road to Qatar - YouTube

 

今回の代表ウィークは8日(Hジャマイカ)、11日(Aパナマ)、14日(Hコスタリカ)と殺人的スケジュールにて行われます(笑)。

USMNT | U.S. Men's National Soccer Team | U.S. Soccer Official Site

USMNT vs. Jamaica: Classic Highlights - Oct. 7, 2001 - YouTube

移動が実質ないヨーロッパの各国代表、移動はあるけどそこまで主力クラスがいないアジアの各国代表(といっても日本、韓国、オーストラリアぐらい)は2試合しかないのに、2週間で飛行機の移動を含めて中2日の強行スケジュールを組み込むCONCACAFには殺意しか覚えません。

 

前回は6ヶ国中3ヶ国がストレートインの本選出場で、1ヶ国がプレーオフでしたが今回はW杯の予選期間が短いにもかかわらず2ヶ国も増やすというキチガイぷり。

2022 FIFA World Cup qualification – CONCACAF Third Round - Wikipedia

 

明日ホームで当たるジャマイカは勿論、パナマコスタリカも選手はアメリカの中心選手のような5大リーグの1部リーグやCLやEL出場チームが多いわけではないので、疲れの蓄積などでの(アメリカの)ハンディキャップは大きい。

 

前回もそうだったがステッフェンが第1戦のエルサルバドル戦直前にコロナ、ウェアが負傷で外れ、試合後にレイナが怪我し、マッケニーが規則違反で外れ、第二戦でデストが負傷交代、コロナに感染してやっと戻ってきたプリシッチも第三戦ホンジュラス戦の途中で負傷交代と主力組が怪我とコロナのオンパレードだったわけであります。

これは正直、先月がヨーロッパサッカーが開幕していたばかりとはいえ、これだけ負傷者が続出してたのが(その選手の怪我の強度にもよりますが)強行日程が原因でない、起因がないとは言えないと思います。

 

普通こんなに主力で離脱したら弱体化は免れませんが何故か第一戦よりも第三戦の後半は調子が良くなり驚異の4得点で大逆転勝利を収め、とりあえずW杯本選への道はギリギリ及第点(?)でスタートしたわけであります。

 

今回も既にそのプリシッチ、レイナが前回の代表戦で負傷した時から約1ヶ月丸々クラブでもプレー出来ず、今回の代表戦でも帰ってこれませんでした。

そして直前の試合では好プレーを披露していたアンソニーブルックスも負傷し離脱。

これで前回と同じく主力組が3人もいない状態に・・

ブルックスさんに関しては・・まあ・・)

 

とりあえず、怪我なく勝ちを祈るのみです!!

 

スタメン希望予想

GK

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DF

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MF

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FW

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個人的にはこんなメンツでスタートして欲しいです!!

 

ちなみに9月のワールドカップ予選で見たサイトは・・↓の

Football / Upcoming Video Broadcasts / LiveTV

で見れればですが・・前回、上記のサイトで見れなかったので、アプリを探してダウンロードしました。

↓でTV中継する放送局を探して・・

‎「Live Soccer TV: Scores & Stats」をApp Storeで

↓のアメリカや世界のスポーツ中継の放送局でなんとか見れました。

‎「sport TV Live - スポーツテレビチャンネル」をApp Storeで

 

今回、アメリカではESPNで中継です!!

【訃報】すぎやまこういちさん死去!

 

私の世代(1987年生まれ)が子供(小学生)の頃はどちらかと言えばファミコンよりスーパーファミコン、そして初代プレステやセガサターンが主流だった。

 

ドラクエスーパーファミコンで発売されたのはドラクエ5からでそれ以降は各年代でその時代のハードに移して新作を出す流れが現在まで続く。

 

正直小学生の頃はアホな焼豚⚾️🐷脳の少年達がパワプロパワプロとかしか言ってなかったので、ドラクエのような思考型のロールプレイングゲームは私(の学校)には無縁であった。

 

中学に上がり不登校になると親にねだってPS2を買って貰いゲーム生活に明け暮れるのでした。  

 

そして、確か17歳か18歳ぐらいの時(2004)、ドラクエ8が発売された。

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それまで私はどちらかというとアニメ、イラスト調のドラクエよりも実写調のFF派であった。

※13、4歳の時にプレイしたファイナルファンタジー10が大好きだった(10-2もプレイ)。

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ただやはり私は例の漫画が大好きだったのでその作者がキャラクターデザインをしているドラクエ8も(当然といえば当然だが)買った。

 

確かに面白かった。

 

キャラクターもシナリオも世界観も音楽も良かった。

 

(個人の好みになってしまうが)

ただ強いて挙げるとするならば、声優の声などの吹き込みがない無音声という点を除いては・・・

 

※その後、ドラクエ11ドラクエヒーローズからキャラクターボイスが追加される。

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すぎやまこういちさんの音楽はやはりクラシック調ということもあり、ドラクエの中世的な世界観にピッタリマッチしているという点。

ポップ調の変なしつこさがなく、モーツァルトやバッハなどのような何十時間、何百時間も遊んで(聴いて)しまう「魔力」がある点が魅力的なのだと思います。

 

奇しくも今年は1970〜90年代に数多くのアニメやドラマ作品の楽曲に携わった映像音楽界の巨匠であり、すぎやまこういち先生と同い年の菊池俊輔先生も亡くなっており、ドラゴンクエストシリーズすぎやま、ドラゴンボールシリーズの菊池が逝去という(サブカル音楽業界にとっては)ひとつの時代の終焉とも言える年に。

菊池俊輔 - Wikipedia

 

ご冥福をお祈りします。

作曲家・すぎやまこういちさんが死去…「ドラクエ」堀井雄二氏と鳥山明氏が追悼(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

【長文注意!!】21-22ヨーロッパサッカーのアメリカ人選手レビュー!!

2021-22season American Europa league Player roster

⭐️・・Champions League

🔸・・UEFA Europa League

⚽️・・My PickUP Player

FLAG・・Dual citizenship

 


◯Bundesliga🇩🇪◯

Tyler Adams RB Leipzig ⭐️

John Brooks VfL Wolfsburg ⭐️

Giovanni Reyna Borussia Dortmund ⭐️⚽️

Taylor Booth FC Bayern Munich ⭐️

Joe Scally Borussia Mönchengladbach⚽️

Timothy Chandler Eintracht Frankfurt

Julian Green SpVgg Greuther Fürth

Chris Richards Hoffenheim⚽️

2ndteam----

Lennard Maloney Borussia Dortmund ⭐️🇩🇪

Kobe Hernandez-Foster VfL Wolfsburg ⭐️

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👤Review

現在、アメリカ代表の多くの選手が所属するのがこのドイツのブンデスリーガでプレーをしています。

いや、そもそもブンデスリーガに関しては昔からアメリカ人選手とは相性がよく、古く言えばプロ化される前の1990年頃からPaul CaligiuriやEric Wynalda(エリック・ウィナルダ - Wikipedia)、Joe-Max Moore(Joe-Max Moore - Wikipedia)など

の選手がプレーしてきたリーグで、Gio Reynaの父Claudioもこの地でプロキャリアをスタートさせた。

所縁の深いという言葉の名の如く、現代アメリカ人祖先の最大派閥であるドイツ系(ドイツ系アメリカ人 - Wikipedia)の文化や思想といったものが多いに関連していると言っても過言ではない。

 


30年前から今に至るまでBundesligaからアメリカ人選手は、ほぼ途絶えることなく継続してプレーできた数少ない欧州リーグのひとつであるが、今シーズンは以前にも増して質量共に史上最高レベルと言える(若手を含めた)スカッド(squad)が顔を揃えた。 

まず、年齢で見ると

FrankfurtのベテランTimothy ChandlerがBundesligaのアメリカ人選手最年長(1990年生まれ、31歳)になり、その次にJohn Brooks(93年、28歳)、Julian Green(95年、26歳)、そこから少し世代が空きTyler Adamsの99年生まれ22歳、Chris Richards(00年、21歳)・・となり8人中4人が2000年以降の生まれとなる。

これに加えてVfL Wolfsburgから下部リーグへレンタル中のBryang Kayo(VIKTORIA BERLIN)や2ndteam登録のKobe Hernandez-Fosterなどを含めるとBornAfterMillenniumGeneration(00年以降生まれの世代)の勢いは凄まじいですね。

 

VfL Wolfsburg II - Wikipedia

 

それに加え、来シーズンからはMLS1年目で瞬く間にブレークしたCaden ClarkがRB Leipzigへ移籍する。(https://www.google.com/amp/s/www.theworldmagazine.jp/20210625/01world/germany/314218%253famp=1

今シーズンのチャンピオンズリーグにはドイツ勢から4チームが参戦するがその4チーム全てのチームにアメリカ人が在籍するのはモチのロンで史上初。「え?バイエルンには所属してないでしょ?」

と思うかもしれませんが今シーズン直前でHoffenheimへレンタル移籍したChris Richardsの他にもTaylor Boothという01年生まれの若手がいます(しかし現状B登録もされていないので来年決勝トーナメントに進出した際にどうなるかといった状況)。

※そもそも昨シーズンのCL開幕の時点でアメリカ人選手は3チームに所属(バイエルンドルトムント、RB)。入れ違いでボルシアMGにScallyが入り、ホッフェンハイムへRichardsが移籍した為、全クラブに出場とはならなかった。


度々年齢の話になってしまうが上述した3人のアメリカ人(Timothy Chandler(90年、31歳)、John Brooks(93年、28歳)、Julian Green(95年、26歳)は全てドイツのユース代表の経験がある(招集含め)2重国籍所有者であったが

(その他にも元代表のFabian JohnsonやJermaine Jonesなど父がアフリカ系アメリカ人の軍人、母がドイツ人などの経歴や出自を持つ選手が大変多かった)BornAfterMillenniumGeneration(00年以降生まれの世代:以下BAMG)に関しては「純粋なアメリカ人」(生まれ、育ちがアメリカ)が圧倒的に多い。確かに私が初めてアメリカ合衆国のフル代表を見た2002年以降やその2〜3年前に生まれていればサッカーを始めるのも想像に難くない。  

⭐︎まとめ⭐︎

このBundesligaで注目の選手はBAMGで2002年生まれの18歳、Giovanni ReynaとJoe Scally、Hoffenheimでレギュラーを張り安定したプレーを披露しているChris Richardsの3人のBAMGに注目したい。

2部から昇格したJulian Greenの所属するGreuther Fürth以外はほとんど降格の心配はないと言って間違いない。

事実上の一強(FC Bayern Munich)で優勝ははほぼほぼ確約されているのを考えるとそれ以外のチームは2位以下のCL圏内を狙うというのが妥当な目標でしょう。

それとこのリーグに関しては選手ではないがRB Leipzigで今シーズンから監督を務めるJesse Marsch(ジェシー・マーシュ - Wikipedia)にも注目してほしい。その他にもStuttgart のPellegrino Matarazzo(ペッレグリーノ・マタラッツォ - Wikipedia)も同チームで指揮を執っており、今シーズンは選手は勿論、監督からも目が離せないより重要なシーズンになるでしょう!

 

 

 

◯Serie A TIM🇮🇹◯

Weston McKennie Juventus F.C. ⭐️

Gianluca Busio⚽️ Venezia F.C.

Tanner Tessmann Venezia F.C.

Jack de Vries Venezia F.C.

Bryan Reynolds A.S. Roma

 

 

👤Review

選手解説する前に、アメリカ人選手とSerie Aの関係を紐解かなくてはいけません。

それはAlexi Lalas(アレクシー・ララス - Wikipedia)がPadovaへ移籍した94年まで遡る。Alexi Lalasは2年間Padovaへ在籍してMLSの開幕と同時にアメリカへ帰国。

その後は私が記憶する限りではMichael Bradley(マイケル・ブラッドリー (サッカー選手) - Wikipedia)がChievo VeronaやRomaなどでプレー、Oguchialu Onyewu(オグチ・オニェウ - Wikipedia)がACMilanに「在籍」するなどしたがいずれにしても大きなインパクトや実績は残せなかった。

 


通算でも3、4人しかプレー経験のないアメリカ人選手には相性の悪いとされたSerie Aではあるが、その流れを変えたのが何を隠そうアメリカ代表でも中盤の中核を担うWeston McKennieウェストン・マッケニー - Wikipedia)である。

当時(2020年)BundesligaのFC Schalkeでの活躍が目に入ったJuventusが、試合数に応じた買い取りオプションでレンタル移籍を打診し、クラブが承諾、Juventus史上初のアメリカ人選手が誕生した。

そして、昨シーズンはSerie Aとカップ戦、CLを含めた合計46試合に出場し計6ゴールの成績を残し、シーズン途中で早々と完全移籍。

「正式に」イタリアで最多の優勝を誇る名門クラブへ加入が決定。

Juventusは世界最高の選手であったCristiano Ronaldoがシーズン開幕直後に移籍。

開幕数試合はおぼつかない試合が多かったが、徐々に調子は取り戻しつつあると思われる

(直近のChelsea戦やTorino戦など)。

ただ他チームの調子があまりにもいいので調子を上げつつもそれを維持し続けなければ今シーズンは例年以上に厳しい戦いになりそう。

Venezia勢に行く前に、昨シーズンの冬のマーケットでFC Dallasから移籍したBryan Reynolds(A.S. Roma)についても触れておく。

今シーズンは層があまり厚くないRomaの中でも序列はかなり低く、ベンチに入って出場しても終了間際の数分だったり、ベンチ外の日々が続いている。正直Romaの場合戦力から考えても優勝はなく、良くてCL、ヨーロッパリーグが妥当と思える戦力。そんな中で監督としてピークを過ぎたJosé Mourinhoを連れてきたところでどうにかなる訳じゃないと私は思います。


そもそもこの監督の90分過ぎやロスタイムに選手を交代させるという(しかも二枚替え)という神経が分からない。

※恐らく冬のマーケットでレンタル移籍になるでしょう。

 


最後にVeneziaの3選手だが出場状況から見ても現状はGianluca Busioの1人のみ。

Jack de Vriesはデッドラインデーの8月31日にPhiladelphia Unionから移籍が決まった魔の2002年生まれの選手。切れ込んでシュートやラストパスを得意とする左ウイングの選手。

若く他国籍な今のVeneziaにはいいアクセントをもたらせるとは思うが現状ベンチメンバーでも見かけることがない状況を見るともしかしたらプリマヴェーラ(20歳以下のユースチーム)でプレーしているのかもしれないと思い、調べたら案の定VeneziaのPrimavera2(プリマの2部リーグ)にて出場していた。

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Tanner Tessmannはベンチ入りは毎回するが出場自体は残り20分を切った段階での途中交代が多く、出場しない試合も多い。YouTubeの映像を見た感じだと攻守のバランスに優れ、長短のパスが正確なレジスタタイプの選手といった印象。

 


先日も別記事にて挙げたGianluca Busioは今シーズンSporting KCから移籍してから全ての試合に出場中で、早くも監督のPaolo Zanettiの信頼を掴んだ模様。※得点が少ないVeneziaの中、既に1得点1アシストと貴重な得点源にも。

献身的な前からのプレス守備と、なんと言っても↓↓の様な芸術的フリーキックを決められるキック精度、プレスキックが魅力度な魔の2002生まれの19歳。

Gianluca Busio Goals , Assists & Skills MLS 2021 - YouTube

上記に紹介した3人が所属するVeneziaの目標は勿論、セリエA残留である。

ここまでのところでは目に見えて大量失点した試合はなくミランに対してもアウェイで2-0と奮闘したのでこれから連携面など攻撃や守備のタスクが噛み合えば、残留も見えてくるのではないでしょうか。

ちなみにこのVeneziaは昨シーズンからアメリカ人のオーナーがクラブを買収しているため、ベルギーの某クラブの様な状況にもなりうる可能性がある(あれほど一度に某国の選手は連れてこないとは思いますが・・)。

 


ちなみにここで挙げた5人中Weston McKennie以外の4人がBAMGとこれまた若い(笑)

 


◯Ligue 1🇫🇷◯

Timothy Weah LILLE OSC ⭐️⚽️

Konrad De La Fuente OLYMPIQUE MARSEILLE  🔸⚽️

Nicholas Gioacchini MONTPELLIER HSC

Erik Palmer-Brown TROYES

 

👤Review
昨シーズンまさかのLigue 1優勝をしたLILLE のTimothy Weahは9月の代表招集直後、怪我をして出遅れはしたが、直近の試合で自慢のスピードを活かしたアシストで度々高パフォーマンスを披露している。

同い年であるカナダ代表のJonathan Davidとの2トップや前線での連携はまさにConcacaf(北中米・カリブ海サッカー連盟)コンビというに相応しい。


Konrad De La Fuenteは独特のステップとフェイントで相手を抜き去り、左右両足どちらからでもクロス、シュートを放つのが得意な選手。

ただOlympique MarseilleのJorge Sampaoliの独特のフォーメーション(3-3-3-1)やサッカーにはまだ馴染めてない様子。そのため開幕から出てはいるが最近は途中出場が多くチーム自体も勝ちきれない試合が少なくない。

昨シーズンはSergiño Sergiñoと同じFC BARCELONAに所属。基本的にはBチームでの出場だったがCLでベンチ入りするなど若手有望株が多くいるBarcelonaの中でも存在感はアピールできていたと思う。

ただご存知の通りBarcelonaの大バーゲンセールによりMarseilleへ移籍。

英語、スペイン語は話せるがフランス語は勉強中で、彼の年齢(01年、20歳)から考えても適応期間という点で、今は長期的に馴染んでいく下準備とう目で見たクラブ方がいいのかもしれない。 


Nicholas Gioacchiniは昨シーズンLigue 2 だったCaenからLigue 1のMONTPELLIERへレンタル移籍。このレンタル移籍に買い取りオプション(義務)も含まれているかどうかは不明だが、ひとまずLigue 2→1へステップアップ出来たのはかなり幸運だったと言っていい。恐らくそれも先のGOLD CUPでの活躍が影響しているとは思うが、2部リーグの若手選手を1部リーグが買い取るというのは、少なからず将来性やスキルがあると見込んでのことでしょう。

特徴としてはスピードや俊敏性があり、ゴール前でも細かい仕掛けやパスが出せるのは強みだと思います。基本的に交代出場にはなるが既にアシストも記録しているので、これまたこれからが楽しみな選手であります。


Erik Palmer-Brown(以下EPB)に関してはあまり今現在情報がない(ベンチ外)がなく、怪我をしているのか監督の構想に入っているのかがはっきり分からない。

昨シーズンはオーストリアのAustria Wienでレギュラーとしてプレー。

一定の評価はあったと思うが保有権があるマンチェスター・Cへ一旦戻り、デッドラインデー付近でESTroyesへなんとか移籍。

マンチェスター・Cは使う気がなく(飽和状態)レンタルを繰り返させ、どこか気に入られるクラブがあればそこへ移籍させる算段なのでしょう。

EPBと同い年の日本人、板倉 滉も現在FC Schalkeへレンタル移籍中で上手くいけば買い取りオプションを駆使して買い取ってもらえるという状況。

しかし、買い取らなければまたどこかのクラブをたらい回し。


EPBが来シーズンどこのクラブにいるかはまだ誰にも分からない。

 


遅ればせながらアメリカ人選手とLigue 1の相性ですが、過去にはCarlos BocanegraやAlejandro Bedoya、Charles Davies、Freddy Aduがプレー。

しかし在籍した選手も多くなく短期間の在籍がほとんど。長期間での在籍や出場(3桁)などはアメリカ代表の中心選手であったCarlos Bocanegra以外には見受けられない。

ヨーロッパ5大リーグとは言われてはいるが、その中でも確実に5番目とされているのがこのLigue 1。最新のデータではポルトガルのPrimeira Ligaより下との結果もあったりする。

つまりBundesligaやSerie Aに所属していれば正直このリーグ(Ligue 1)に拘る必要はなく、在籍自体も下位チームであるなら他リーグの強豪の方が(ヨーロッパの舞台を経験できるという点でも)在籍価値は高い。

 


さて、4選手をLigue 1では紹介しました。

そのうち

2000年以降生まれのBAMG3人

1番の期待が持てるのはアフリカサッカーのレジェンドであり現リベリア共和国大統領Georgeの息子であるTimothy Weahでしょう。

フランス在住歴も長いのでその点においてはDe La Fuenteと違い全く問題がなく、最近の試合を見る限りでは連帯や連携なども問題が無さそう。

 


なんだかんだでフランス🇫🇷組も期待です!!

 

 

◯LaLiga Santander🇪🇸◯

Sergiño Dest FC BARCELONA ⭐️

Yunus Musah VALENCIA CF⚽️

Matthew Miazga DEPORTIVO ALAVÉS

Matthew Hoppe DEPORTIVO MALLORCA⚽️

 

👤Review
これまでのアメリカ人選手とLaLigaとの相性を見てみると、Tab Ramos(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/タブ・ラモス)がReal Betis、Kasey Keller(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ケーシー・ケラー)がRayo Vallecanoに在籍するなど、いないこともないが前述したSerie AやLigue 1と同じくかなりアメリカ人の在籍経験では乏しい。Jozy Altidore(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ジョジー・アルティドール)がVillarreal、Oguchi OnyewuがMálagaに在籍はしたが出場はたったの数試合のみに止まった。

それくらいアメリカ人選手にとって鬼門のLaLigaですが、昨シーズン17歳でトップチームデビューし台頭を現したYunus Musah、FC BARCELONA のSergiño DestなどアメリカのBAMG世代の活躍が目立った。あれだけ鬼門だったアメリカ人のLaLigaだったがそれには上述した2人の共通点がある。

まずYunus Musah(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ユヌス・ムサ)に関してはニューヨークで生まれはしたものの生後10ヶ月でイタリア、その後イギリスへ渡りArsenalアカデミーを経由して、16歳の時スペインのValencia Mestallaに加入という他国な経歴を持つ。

ちなみに両親はガーナ人で幼少期を過ごしたイタリア、少年青年期を過ごしたイングランド、出生地のアメリカと4ヶ国の国籍の所有者。

イングランドの年代別(U17、18)にも選出されていただけに、何故いきなりフル代表でアメリカを選んだのかが不思議。

正直「出生地」ではあるが4ヶ国の中では1番思い入れも少なく縁遠いものだったはず(そもそも記憶にもないはずだから思い入れ自体は皆無?)

そこから昨年Valenciaでトップチームデビューするやいなや、アメリカフル代表デビューを打診するというアメリカサッカー協会(Gregg Berhalter)の判断の速さも評価に値する。

同じく現在、左のサイドバックでも評価を高めるSergiño Dest(セルジーニョ・デスト - Wikipedia)についてもここで言及しておきましょう。

彼はかなり特殊なケースで上記wikiの私生活欄にも記載がある通り、当時僅か13歳のデスト少年に目をつけてコンタクトを取るサッカー協会というのも色々な意味でヤバいが、その英語も話せない少年をアメリカ(年代別)代表にデビューさせるというのがスゴイ。

「私は◯◯人である」のようなアイデンティティが10歳を越えれば確率されていると思うし、少なくとも年齢を重ねるほどその意識は高くなるだろう。

そういった微妙な時期にある少年を口説き落とすというのは、高等な心理テクニックを用いなければ成功はしないはず。

それに事前の下調べも重要だし親の許可も必要でしょう。

伸び悩む少年もいる中、僅か13歳の少年を自国のナショナルチームに入れるアメリカサッカー協会の先見の明と確信を持った行動力にはただただ感嘆するばかりです。

 


残りは2人のMatthewです。

こぼれ球の反応の速さやスピード、フィジカル、高さなどの対人でも負けないのがDEPORTIVO ALAVÉS のMatthew Miazga(マット・ミアズガ - Wikipedia)です。今シーズンは毎年度と同じようにCHELSEAからレンタル移籍し、移籍早々レギュラーに定着し安定したプレーをここまでの数試合で見せています。

 


DEPORTIVO MALLORCAのMatthew Hoppeはまだ様子を見る必要があるかもしれません。

昨年度Schalke 04からBundesligaデビューしたばかりでそれもチームが14連敗を決している最中でいきなりのハットトリックと連敗ストップを達成し一躍注目の的になったのは記憶に新しいところであります。

しかしSchalkeも案の定2部へ降格した為、1年間はレベルを下げて戦わなければならないというデメリットが出てきました。

Bundesligaでの酷い具合の連敗数を見ると2部ですら上がれるかどうかも怪しかったのではないでしょうか。

GOLD CUPでの活躍があり、複数のクラブから移籍が取り沙汰される最中にデッドラインデーで助け舟を出したのが、久保建英もレンタル移籍にて所属しているMallorcaでございます。


4年契約で加入はしましたがいかんせん昇格チームなので残留の保証はできません。

しかしBundesliga2から加入出来たことはLigue 1のNicholas Gioacchiniと同じく幸運だったと思います。

これにはSerie Aの項目でも書いた通り恐らくアメリカ人オーナーというところも関係しているのではないかと思いました。

Robert SarverはNBAPhoenix Sunsのオーナーも努めており、2016年にMallorcaを買収後は昇降格を繰り返すシーズンが続いている。

クラブには3部リーグを経験した古株組と今シーズンから加入した新加入組が混在しており、Matthew Hoppeに関してはセンターフォワードとして役割が求めらる。

4-2-3-1の1枠をVillarreal からレンタル中で同い年の長身ストライカーFer NiñoやAbdón Pratsと争うことになりそう。

先発出場したReal Madrid戦(6-1)を見ても分かる通り監督のLuis García PlazaはHoppeをセンターフォワードで使いポストプレーヤーやフィニッシャーとしての役割に重きを置いてそう。

しかしGOLD CUPでの活躍を見ても分かる通りMatthew Hoppeは4-2-3-1の3の左ウイングで高い位置からの積極的なプレスや、ボールを奪ってからのドリブル、シュートなどでウイング(または2トップの一角)としての方が持ち味を発揮しやすい(元々MFということもあり足元のテクニックも高い)。


Luis García Plazaはスペインを中心に中国や中東などのクラブでも指導経験があるが、20年に及ぶ監督歴の中でも優勝経験などはなくこれといった勲章もない。

ゴリゴリの中堅、残留クラブの監督としていくつかのチームを1〜3年単位で渡り歩いており、近年はシーズン途中での解任、辞任も多い。

スペインでのMallorcaに来る前のVillarrealではスピード解任されており、昨シーズン昇格をさせたとはいえ信頼がおける監督とは言い難い。

ルイス・ガルシア・プラサ - Wikipedia

当然こんな監督がHoppeの特性を分かっているハズもなく(当然ゴールドカップも未見だろう)他にもスペインに馴染んでいるストライカー、FWのライバルが沢山いるのでHoppeにとっては我慢のシーズンになりそう。

勿論クラブの目標は残留でしかない。

 


⭐︎まとめ⭐︎

アメリカ人にとっては鬼門のだったLaLigaですが今年は上述した4人が出場しておりその内3人が既にレギュラー、準レギュラーのポディションを得て、序盤から安定したプレー機会とパフォーマンスを披露しています。

目標はBarcelonaは言わずもがな、ValenciaはCLやELを目標に、ALAVÉSは残留を最低限の目標にしつつも、あわよくば一桁順位を狙いたい。

Mallorcaは残留あるのみ。

4人中3人がBAMG

 


◯ Premier League 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿◯

Christian Pulisic CHELSEA FC ⭐️

Zack Steffen MANCHESTER CITY FC ⭐️

Joshua Thomas Sargent NORWICH CITY FC⚽️

----Reserve team and Youth team----

Chituru Ethan Odunze Leicester City F.C. U23

Matteo Ritaccio Liverpool Reserves

Folarin Jerry Balogun🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 Arsenal

 

👤Review
(異論もあるかと思いますが)現在世界最高峰のリーグとされているのがこのPremier Leagueであります。

昨シーズンまでWolverhamptonに所属していたOwen OtasowieやTottenhamからCelticへ移籍したCameron Carter-Vickersなどが8月の下旬(移籍締切日直前)に移籍したため今シーズンのPremier Leagueにおけるアメリカ人の在籍自体は例年よりも非常に少ないものとなっている。

Christian Pulisicはもうここでなにかと言う必要はないでしょう。

MANCHESTER CITYの控えGKであるZack Steffenに関してもここで語る必要はないでしょう。

そうなると早くも3人目のJosh Sargentを最後に語らなくてはいけませんが、あまりにも早すぎるので少しだけリザーブチームやアカデミーでの在籍状況、アメリカ人とPremier Leagueとの関係を書いて行きたいと思います。


まず、Leicester City F.C. U23でプレーするのが身長2㍍を誇る将来のアメリカ代表GK、Chituru Odunze(Leicester City F.C. Under-23s and Academy - Wikipedia)です。

U23かつ、GKは選手寿命も長いということを考えれば、まだまだ2〜3年はトップチームデビューするのに時間は要しそう。何しろトップチームのゴールキーパーはあのLeicester City奇跡の優勝の立役者となったKasper Schmeichelであり、現在チームキャプテンを務めるという状況を踏まえれば、最悪3〜4年は出番が回ってこないと考えるのが妥当でしょう。

ただ代表でも上述したZack Steffenや国内屈指のGK、Mat Turnerなど代表も選手層が厚い為、当面はクラブでも代表でも2〜3年間はピッチに立つ事はほとんどないと思われる(レンタルや完全移籍の場合を除き)。

 


Liverpool Reservesのイタリア系アメリカ人のMatteo Ritaccioは2001年生まれの20歳のMFである。上述してきた選手状況からも分かる通り、この世代で未だに2ndチームやリザーブチームなのはかなり出遅れていると言って過言ではない。

ただ現代表の国内組の主力でありWest Ham Unitedのアカデミー出身で、在籍5年間でカップ戦1試合のみの出場しかしなかった経歴を持つSebastian Lletget(セバスチャン・レットゲット - Wikipedia)という例もあるのでここは長い目で暖かく見守るべきでしょう。

 


その他ArsenalのBalogunに関しては両親がナイジェリア人で2歳の時に出生地のニューヨークからイングランドへ移住。年代別代表ではアメリカとイングランドの両方のプレー経験がある。

AubameyangなどFWの層も厚いためベンチ入りして出場することすら難しい状況。

仮に出場しても、点を取り続けない限りレギュラーになることは不可能で、Arsenalの前線の選手層が厚い為、注目すること自体が現状ではなさそう。

仮にブレイクしたとして先に声が掛かるのはアメリカだと思うが、そこまでにはならなそうというのが率直な感想。


アメリカ人選手とPremier Leagueの関係を語るとそれだけで記事一本分になってしまうので数多くある中の何人かをここでは挙げたいと思います。


まずはプレミアリーグの連続試合出場記録保持者のブラッド・フリーデルブラッド・フリーデル - Wikipedia)は欠かせないでしょう。40歳を過ぎてもPremier Leagueに出場し続けた鉄人キーパーであり、2000年のベスト4になったシドニーオリンピックではオーバーエイジ枠として出場し、2002年W杯ではアメリカ代表としてゴールマウスを守りベスト8に貢献しました。

そして同じ世代で2002W杯ベスト8に貢献した攻撃の核といえばこの人(ブライアン・マクブライド - Wikipedia)Brian McBrideであります。

 


彼はMLSでのプレー経験も長く国内でも活躍していたが、本格的にイングランドでブレイクしたのが30を過ぎてからというどちらかというと大器晩成型のストライカー。

彼の時代(20代前半)は今のようにMLSの各チームのアカデミーやリザーブチームがある訳でもなく(そもそもMLSすら出来る前)プロになるなら大学サッカーで結果を残して、国外でプロ契約を残すのがスタンダードだった時代に、彼も例に漏れずドイツでプロキャリアをスタートさせる。

その後、出場機会に恵まれず退団したが、そのタイミングで開幕直後のMLSがスタートしたのが大きかった。

数年はそこで地盤を固めストライカーとしての評価を高めると20代後半ではあったがイングランドでプレーを始め、評価を高める。結局36歳を迎える2008年までFulhamでプレー。その時のFulhamには代表のディフェンスの要であるCarlos Bocanegraや代表で攻撃の中枢になりつつあったClinton Dempsey(クリント・デンプシー - Wikipedia)などが在籍していたことも忘れてはいけません。

 


ある意味、このBrian McBrideの成功により、Fulhamというクラブには常にアメリカ人選手が在籍するようになったと言っても過言ではない。

※毎度お馴染みのオーナーがアメリカ人ということもあるかもしれないが(笑)

 


そして最後にJosh Sargent のNORWICH CITYの事についても書かなければいけません。

今まで他のリーグでも書いてきた通り各リーグの各チームには大きく分けて3種類のチームがある。優勝〜CL、EL出場を目指す強豪チーム、残留は当たり前で順位の一桁代を目標にする中堅チーム、ただひたすら残留のみを目標に戦うチーム。

NORWICH CITYは今まで書いてきたどのチームよりも残留に固執しなければいけないチームではあるが、現状を見る限りかなり残留は難しいと思う。

Sargent自身のスキルとして、前線からのプレッシングは勿論、FWに似つかわしくない守備能力、ポストプレーなどの相手を背負う動き、シンプルにボールを受けてからの反転してのドリブル、ボールを胸トラップしてからの振りの早いシュートウイングとしても使える多機能性などFW関しての基礎的なものはほとんど兼ね備えている。

しかしまだまだフィニッシャーとしての決定力には物足りなさがある感は否めない。

出場時間も徐々に増え、スタメンを張ることも多くなってきたが、NORWICH CITYのような守備に回る時間帯の多いチームだといかにFWが数少ないチャンスで効率よく決めれるかというのが鍵になる。

しかし、正直このチームでFWとしてコンスタントに得点ができる人は世界中見渡しても少ないでしょう。


Sargent自身もこんなチャンスが少ない守備に回る時間が多いチームよりBundesliga2でほどほどなチーム相手にほどほどな得点をしていった方が今後の為を思ったらもしかしたら良かったのかもとも思う。


まあPremier League自体に相当な価値があり、世界的な強豪チームと対戦するだけでも経験値としては糧になるので・・。

 


⭐︎まとめ⭐︎

Christian Pulisic、Zack Steffenに関しては当然優勝候補&CL優勝候補の一角である一方、Josh SargentのNORWICH CITYは既に降格が決まったといっても過言ではないくらいPremier Leagueでは厳しいクラブ。渾身的なプレーをするのも彼の持ち味ではあるがやはりシーズン5ゴールは最低でも取りたいし、2桁ゴールできれば仮にチームが降格しても他チームで拾ってもらえる可能性もあるので、とにかく数字を残すことに意識を向けて欲しい。

 


◯Eredivisie🇳🇱◯

Richard Ledezma PSV Eindhoven 🔸BAMG

Dante Sealy PSV EindhovenⅡ 🔸BAMG

Luca de la Torre Heracles Almelo

 

👤Review
Richard Ledezmaは昨シーズンJong PSVからトップチームデビューをしたMFの選手。BAMGではあるが既に21歳でベンチ入りすらできない状況を考えると冬に移籍を志願したほうがいいでしょう。ちなみに昨年の親善試合がパナマ戦で代表デビューをしている。

 


Dante Sealy は今年の夏にFC DallasからローンでJongPSVに加入した2003年生まれの18歳のFW。ゴールを量産していた訳ではないが、スピードやドリブル、フェイントなどの技術が高く、将来性を買いとりあえずローンで移籍でPSV移籍が決まった。

恐らく、フィニッシャーとしてではなく3トップのウイングでドリブルを駆使して切れ込んで得点に絡むタイプとみられます。

 


Luca de la Torreは23歳のMF。守備的ミッドフィールダーの中でも地味なタイプで特に特徴的なドリブルをする訳でもなければ、ロングフィードやパスが特別上手い印象もない。特別アグレッシブな守備をする訳でもない。悪く言えば地味な選手でよく言えば安定感のある選手とも言えます。

Luca de la Torre vs RKC Waalwijk - YouTube

 


⭐︎まとめ⭐︎

アメリカ人とEredivisieは相性がよく特にヨーロッパ5大リーグへの足掛かりとして知られています。

古くはオランダ系アメリカ人のEarnie Stewart(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アーニー・スチュワート)が長年Eredivisieでプレーしたことでも知られており、DaMarcus Beasley(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ダマルカス・ビーズリー)やMichael Bradley(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/マイケル・ブラッドリー_(サッカー選手))もヨーロッパで最初にプレーしてキャリアのステップアップを果たしたリーグであります。


◯Austrian Bundesliga🇦🇹◯

Brenden Aaronson FC SALZBURG ⭐️⚽️BAMG

Thomas Roberts SK AUSTRIA BAMG

 

👤Review
FC SALZBURG は2005年にクラブを買収以後、Austrian Bundesligaで近年圧倒的な強さを誇っているオーストリアの超強豪クラブ。

Erling HaalandがノルウェーのMoldeから移籍してたった1シーズンで評価を確固たるものにしてBorussia Dortmundへステップアップの扉を開いたのは記憶に新しいでしょう。今シーズンもAustrian Bundesligaで圧倒的な強さを誇っていますがそのスタメンのほとんどは20代前半ととても若く、かつ才能溢れるチーム構成となっている。Brenden Aaronsonも例に漏れず今年のウィンターブレイクで欧州への上陸を果たすと持ち前のプレースタイルを披露し評価を高める。

※その時の監督は現在RB Leipzigの監督で同郷のJesse Marsch。

Aaronson(ブレンデン・アーロンソン - Wikipedia)自身、(レッドブルグループなので)New York Red Bullsの選手かと思いきや、Philadelphia Unionからの移籍だったりとそこまでレッドブル尽くしではない模様(Tyler AdamsやJesse MarschはNew York Red Bulls出身で、Bundesligaの項目でも触れた通りNew York Red BullsのCaden Clarkも来夏RB Leipzig加入)

Brenden Aaronsonは今のアメリカ代表の選手の中でもトップクラスに安定感がありチームとしても個人としても実力が出せる選手なので来夏の5大リーグ行きは確実なのではないだろうか?

 


もう1人のThomas RobertsはFC Dallasからはローン移籍で今夏加入した2001年生まれの20歳のMF。あまり情報がないのでここは割愛し終わります。

 


◯Jupiler Pro League🇧🇪◯

Owen Otasowie CLUB BRUGGE KV ⭐️⚽️BAMG

Mark McKenzie KRC GENK 🔸

Christopher Durkin SINT-TRUIDENSE VVBAMG

Samuel Vines ROYAL ANTWERP FC 🔸

 

👤Review
日本人選手が数多く(現在11人)プレーしているのがこのベルギーJupiler Pro Leagueです。

今シーズンからGOLD CUPで活躍したSam VinesやWolvesから移籍したOwen OtasowieがCLUB BRUGGEでプレーしています。

Mark McKenzie(マーク・マッケンジー - Wikipedia)は今年の冬にPhiladelphia Unionから移籍した22歳のCB。正直、Jupiler Pro Leagueで評価を得られない限り5大リーグへの移籍は厳しいと思うしJupiler Pro League自体MLSとレベルは変わらないぐらいのリーグなので、レギュラーを取れない中堅チームにいるのであればMLSのチームでレギュラーを張った方が代表レベルでも可能性はあると思う。

 


上記の4人の中で唯一レギュラーを張るのがChris Durkinだが、彼はこの中でも唯一アメリカのフル代表に選出されたことがない。

何回かSTVVの試合を見たが一言で言うと自分も使い周りも使える中々いい選手といった印象を受けた。ベルギー1部の中堅でレギュラーを張ってもお声はかからないという厳しい世界・・

 


その他Samuel Vinesは恐らく怪我でベンチ入り自体が確認出来ない状態が続く。

Owen Otasowieに関しては昨シーズンWolvesで何試合かは出場するも、今シーズンはより一層選手層が厚くなった関係でベンチ入り自体が厳しいものとなっていた。その矢先、昨シーズンのベルギー王者のCLUB BRUGGEが買い取りを打診し、4年契約での完全移籍がまとまった。

今は怪我しているのかどうか分からないがベンチ入り自体が確認できない状態が続いている。

プレースタイルはボールを奪ってからのスライドの大きなドリブル、フィジカルを活かしたボールキープ、長身ながらも足元が器用といった点は時よりポール・ポグバを彷彿とさせる。

ボール奪取にも長けており、本職のボランチ以外にもCBにも対応できる適応力を備えている。

2001年1月生まれの20歳なので、まずはベルギーやチームに馴染んで出場機会をもらい、確実なプレーで評価を高めることに重きを置いてもらいたい。

 


◯Primeira Liga🇵🇹◯

Reggie Cannon BOAVISTA FC

Alex Méndez FC VIZELA BAMG

----2ndteam----

Sebastian Soto PORTO II 🔸BAMG

C J Dos Santos SL BENFICA II 🔸BAMG

 

👤Review
アメリカ人とはあまり相性が良くないリーグ。

Primeira Ligaで通用したからといって他国(特に5大)で通用する保証はまったくない。

アメリカの神童Freddy ADUがヨーロッパに初めに上陸した国がBenficaであったが、出場機会は勿論、パフォーマンスも得点も、期待していたものは得られずFreddyはヨーロッパ各地のクラブを転々とすることになる。

 


◯Scottish Premiership🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿◯

Cameron Carter-Vickers CELTIC FC 🔸⚽️

Ian HARKES DUNDEE UNITED

Christian Ramírez ABERDEEN FC

 

👤Review
買い取りオプション付きのレンタル移籍でマーケット締切直前にCELTIC FCへ加入したのがCameron Carter-Vickers(キャメロン・カーター=ヴィッカース - Wikipedia)です。

レンタル元のTottenhamにプレシーズン中は戻るも出場時間機会は限られており、開幕からのリーグ戦ではベンチにすら入れない状況であった。

そこからScottish Premiershipの名門であるCELTICに移籍できたのは、それだけでもよかったし、その上カップ戦やリーグ戦でほぼ毎試合レギュラーとしてプレー出来ている状況は嬉しい誤算ではないだろうか?

 


にもかかわらず、今回、代表招集はされませんでした。Scottish Premiershipは勿論、ELでの失点を少なくすればお声は自ずと掛かると思います。

 


◯Süper Lig🇹🇷◯

DeAndre Yedlin GALATASARAY 🔸

Haji Wright ANTALYASPOR⚽️

Tyler Boyd ÇAYKUR RIZE SPO

 

👤Review

現代表ではベテランの域に入るDeAndre Yedlinは勿論、まだ代表歴がない長身ストライカーのHaji Wrightなども注目です!!

 


◯Super League🇨🇭◯

Jordan Siebatcheu Pefok BSC Young Boys ⭐️

 

👤Review
フランスの年代別代表経験のあるPefok(ジョルダン・シエバチュ - Wikipedia)が代表デビューしたのが今年の3月のジャマイカ戦。

アメリカ待望の長身(190㌢)ストライカーの到来と期待していたが、代表ではイマイチ(8試合1得点)。

CLではManchesterUnited戦の終了間際にゴール。


そのYoung Boysの監督を務めるのはドイツ系アメリカ人監督のDavid Wagner。今シーズンの欧州CLでは2人のアメリカ人監督が指揮を摂っていることになる(とはいえ、David Wagnerに関してはほとんどドイツ人というべきなのかもしれないが)


◯Allsvenskan🇸🇪◯

Romain Gall  Malmö FF ⭐️


◯3F Superliga🇩🇰◯

Christian Cappis BRØNDBY IF 🔸

Jonathan Amon NORDSJÆLLAND

Emmanuel Sabbi ODENSE BK


◯ Campeonato Brasileiro Série A🇧🇷◯

João Lucas Cardoso SC INTERNACIONAL

 

◯EFL Championship🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿◯

Timothy Michael Ream FULHAM FC

Antonee Robinson FULHAM FC

Duane Holmes HUDDERSFIELD TOWN FC

Matthew Olosunde PRESTON NORTH END FC

Ethan Horvath NOTTINGHAM FOREST FC

 


◇Other 2nd division league◇

Shaquell Moore CD TENERIFE🇪🇸

Andrija Novakovich FROSINONE CALCIO🇮🇹

Bryang Kayo VIKTORIA BERLIN🇩🇪 (3. Liga)BAMG

 


参照サイト↓↓

 

Players abroad - USA - Players - Soccerway

ジョセフ・スカリーのブンデスリーガ&ジャンルカ・ブジオのセリエA初ゴール!!

やってくれました!!

 


今回の代表には招集はされませんでしたが18歳のジョセフ・スカリーとジャンルカ・ブジオ(19)がフル出場で前者は勝利を決定付ける追加点をアディショナルタイムに決めて1-3の勝利に貢献。後者もフル出場でアディショナルタイムに放ったシュートが、相手ディフェンダーに当たりゴールに吸い込まれる形で、土壇場の価値ある引き分けに貢献!!

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2人とも15、16際の頃から注目を浴びプロデビュー(ニューヨーク・シティカンザスシティ)し、スカリーは18歳になった直後の今年の1月1日に移籍にボルシアMGへ移籍、ブジオはゴールドカップの後、今年の夏にベネチアへ移籍。

共に移籍金は10代の選手且つFW以外のポディションの選手としては異例の約10億(推定)近くの移籍金が動いてる点、そして共に2002年生まれなど恐ろしいくらいの共通点があるのも興味深いことです。

 

ジャンルカ・ブシオ - Wikipedia

ジョゼフ・スカリー - Wikipedia

 


ヨーロッパ以外の10代の選手でヨーロッパ5大リーグで得点ができるというのはそれだけアメリカのアカデミーやユース、各チームの下部組織が整っているということなのでしょう。

 


この2人のように高校1、2年生の学年でMLSデビューして18歳になりヨーロッパのクラブに行くケースと、クリスティアン・プリシッチの様にMLSを全く介さずヨーロッパのクラブの下部組織に入団しトップチームにデビューするパターン、セルジーニョ・デストの様に生まれも育ちもオランダ人(ヨーロッパ人)だが両親にアメリカ出身者がいるため、早期にアメリカのユース代表でプレーさせクラブ自体はそのまま在籍させる(アヤックスユース出身)ケースなど、様々なパターンやケースが今のアメリカ代表には存在する。

EU圏外選手且つ18歳未満の選手の国際的な移籍は近年FIFAのルール上では取り決めがかなり厳しくなった訳であるが、前述したプリシッチ、レイナなどは共にドルトムントで17歳でトップチームデビューをしているわけである。

勿論最大の障壁であるEU圏外に関しては前者はクロアチア、後者はイングランドポルトガルなどのパスポートを所持している訳であるからその点に関しては全く問題がない。

そして、年齢に関しては親の仕事の「都合で」ヨーロッパに引越しをさせれば問題がない訳であります。

 


これがメキシコ人選手だとパスポートの問題でかなり厳しいのでこの様にはいきません。

その他の他国のパスポートを持たない「生粋のアメリカ人」に関しては18歳になるまで待ってヨーロッパの各国リーグに移籍するのがスタンダードであります。

しかし付いて回るのはEU圏内(チーム内の枠)という問題。

その問題に関しても前述したプリシッチ、レイナ、デストの他にシエバチュ、ブルックス、グリーン、ムサなど(選手自身の質も関係ありますが)EU圏内パスポートを所持しており出場自体に(久保とレアルの関係の様な)基本的な制限はほとんどありません。

 


ちなみにジャンルカ・ブジオも名前から分かる通りイタリアのパスポートを持っている。

 


↓参照サイト↓

外国人枠 (サッカー) - Wikipedia

 

【移籍市場を徹底解説】 5.未成年の移籍 - 超WORLDサッカー!

サッカーアメリカ合衆国代表の招集メンバー予想と結果。

30日未明にワールドカップ北中米カリブ海3次予選に挑むアメリカ代表メンバーが発表されました。
※グレッグが発表する前に予測した私のメンバー表は以下の通り。

My Best 24 roster

 


GK

Zack Steffen、Ethan Horvath、Mat Turner

 


CB4SB4

Cameron Carter-Vickers、Joe Scally、Chris Richards、Miles Robinson、John Brooks、Sergiño Dest、Antonee Robinson、DeAndre Yedlin

 


MF

Tyler Adams、Yunus Musah、Weston McKennie、Luca de la Torre、Sebastian Lletget、Kellyn Acosta

 


FW

Haji Wright、Jordan Siebatcheu、Brenden Aaronson、Timothy Weah、Matthew Hoppe、Konrad De La Fuente、Ricardo Pepi

 


今回は私の願望を含めたメンバーを24人を選んでみました。

まず、GKはZack Steffen、Ethan Horvath、Mat Turnerの3人。

これについて異論を唱える者はいないでしょう。

Steffenはマンチェスター・CのサブGKではありますが.世界最高峰のリーグかつ昨シーズンのプレミア優勝クラブ&CL準優勝クラブということを考えれば代表GKを務めるには有り余るくらいの人材。

それに加え国内屈指の実力者で、GOLD CUPで台頭したMat Turnerも控える。

Bradley Friedelというプレミアリーグ連続出場記録を打ち立てたGK大国の層の厚さを感じます。

アメリカの場合、幼少期から青年期にかけて「手」を使うスポーツを複数掛け持ちしながら育つので、その影響下で有能なGKが昔から多く輩出出来ていると思われます。


続いてディフェンダー

これに関しては何人かは同じように招集されると思いますし、9月に入ってからのアメリカ代表のセンターバックの活躍を見ると誰が招集されるかは好みが分かれるところではありますが、Gregg Berhalterではなく私自身の好みで選びます。

Cameron Carter-Vickersは古橋と同じスコットランドの強豪セルティックで今シーズン、トッテナムからレンタル移籍しているセンターバックです。移籍した直後からレギュラーを張り安定感のある守りでチームを支えています。

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見た目からも分かるようにフィジカルの強さは勿論、時より仕掛けるドリブルやミドルレンジからのシュートやロングフィードなど攻撃においてもキーマンになりえるので選出した。

Joe Scallyは今シーズンBorussia MGで頭角を表した右サイドバックの若手である。

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Scallyは右サイドバックは勿論、左サイドバックもこなす器用さを持ち合わせている。

守備は勿論、攻撃時の右足での鋭く曲がるアーチ状のクロスや細かいステップを駆使しての交わすフェイントなど、Sergiño Destがいながら(向こう10年アメリカのサイドバックは安泰であるにも関わらず)さらに安定感のあるサイドバックの有望な若手候補が続々と台頭する流れは、日本代表に見習わせる必要があるかもしれません(笑)

バイエルンからホッフェンハイムにレンタル移籍してレギュラーを張るChris Richardsは招集しなくてはならないでしょう。 

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Mark McKenzieやTim Ream、Matthew Miazgaはこのメンバー表には選出しませんでした。

現時点での調子や実力、バランスを考えると各国のクラブでレギュラーを張るセンターバックが多数いましたがその中でも国内(MLS)屈指の実力者で先のGOLD CUPでも頭角を現したMiles Robinsonは欠かせないし、なんならアメリカ代表のファーストチョイスのセンターバックは彼でしかないと思います。


ディフェンダー陣のその他のメンツは通常通りなので割愛します。

 


ミッドフィールダー

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Yunus Musahはバレンシアで好調なので選出。Luca de la TorreはHeracles Almeloでプレーするボランチの選手。代表ではあまり招集はされないが、アメリカ代表系YouTuberや解説者などの評価が高いのでとりあえず選出。※個人的には現段階ではあまり好きなプレースタイルの選手ではないが。

その他は前回の招集メンバーとほぼほぼ変わりなく。

国内組のLletget、Acostaは両足を遜色なく使いこなせFK、CKなどのキッカーもでき、長短のパス能力や攻守の安定感などは海外組にも劣らないスキルを持ち合わせている。

上記の2人は勿論、ディフェンダーで1番安定感のあるMiles Robinsonもそうだが、何故ヨーロッパのクラブが彼らに目を付けないのかが不思議で仕方ない。MLSのレベルが上がっているのか、ヨーロッパのクラブチームの目が節穴なのか(笑)

 


フォワード

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ANTALYASPORでセンターフォワードを務める長身FWのHaji Wrightを選出。今回は怪我の影響でChristian Pulisic、Giovanni Reynaの攻撃陣のエース2人が使えないことを考えると堅実路線でJoshua Sargentを選出するのが無難かもしれない。しかし前線での得点力を考えると「今」好調なのはどちらかというとHaji Wrightなのではないかと思い僅差ではあるが彼を選出。3トップの中央は勿論、両ウイングもこなす足元の器用さも持ち合わせている。

それ以外は前回選出されたメンバーをベースにMALLORCAに移籍したMatthew Hoppeを加えた構成。

高さ、速さ、強さ、巧さを意識した構成にしてみた。唯一決定力がいささか心配ではあるが時期エースストライカー候補のRicardo Pepiに期待しよう。それにまだまだこのチームは若く今から2〜3年で大化けする選手も少なくない。

 


Starting Member

GK Zack Steffen

DF Joe Scally、Chris Richards、Miles Robinson、Sergiño Dest

MF Weston McKennie、Luca de la Torre、Sebastian Lletget

FW Brenden Aaronson、Timothy Weah、Matthew Hoppe

 


Weah、Aaronson、Hoppeの3人が時よりポディションを入れ替わることでアメリカ対策をしている相手のマークを混乱させる。

サイドバックは右にScallyを入れて左にバルサで好調のSergiño Destを入れる。

 


今のアメリカ代表のいいところはMLS組もそれなりにいい味を出して頑張っているところ。

恐らく招集はされないだろうGyasi ZardesやLletget、Acosta、FC Dallasで好調のJesús FerreiraやMiles RobinsonなどMLS組でもベテラン、若手問わず実力者、味のある選手が多いという点です。

アメリカ代表のベテランといっても(Gyasi ZardesやLletget、Acosta)などはまだ20代(笑)30代でここ1年以内に招集されたメンバーなどは私の知る限りフルハムのTim Reamのみ。

※ Gyasi Zardesは先月2日で30歳になり、結果招集された。

 

 

 

そして・・・

 

 

 

30日未明に発表されたメンバーの結果は以下の通り

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この多数の海外組がいる中で、いくらMLSで好調とはいえPaul Arriolaの選出は意外でした。

確かにアメリカ代表では中堅(26)で経験があるのは頼もしいがそのArriolaよりもマルセイユで活躍するKonrad de la Fuenteが選出されなかったのはあまりにも予想外。

確かにマルセイユでレギュラーポディションは掴めてはいなかったがそれを差し置いてD.C. UnitedのArriolaとは・・・(個人的にはFC DallasのJesús Ferreiraをそのポディションであれば選出してほしかったが)。

YouTuberのコメント欄もこのArriolaの選出、Scally 、Konrad de la Fuenteの不選出に疑問の声を持つ声も多かった。代わりに右サイドバックで選出されたのがGOLDCUPでも活躍したスペイン2部のTenerifeに所属するShaq Moore。

そして、毎回Cristian Roldanを選出しているけど、そこまで毎回選出するほどの選手でもないような気がします。

Scally、de la Fuenteの選外とArriola、Mooreの選出、SiebatcheuやSargentの選外を除けばまあまあ順当な選出ではないでしょうか。

しかし、Sargent、Siebatcheuに関してはそれぞれのチームでの状況は別として、前回招集時全く機能していなかったのが要因と思われ、de la Fuenteに関しても恐らく同じ理由と考えれば、妥当な選出で落ち着いたと思います。

 

期待されていたScallyにしても、今回選手されなかったからといって彼自体が試合結果に影響するかは定かではないしサイドバックという性質上ではあまり直接的な影響はないのではないかと思います(イブラやハーランドのようなゴリゴリのセンターフォワードと比べて)。

 


ダブルエースであったPulisicとReynaを欠くのは痛いが、第3のエース候補であるAaronsonや大統領の息子Timothy、早くもイタリア移籍が噂されるRicardo Pepiなどワクワクするメンツが揃っているので8日から始まる3連戦(ジャマイカパナマコスタリカ)に期待しましょう!!

 

Reviewing Berhalter's 27 for the October WCQ Window: Hits & Misses - YouTube

 

 

 

October World Cup Qualifying Roster Prediction

時系列をすっとばして・・申し訳ないのですが

 


森保JAPANがアジア最終予選に挑むメンバーを発表した通り、来週、再来週と全世界でW杯予選が再開します。

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その中でも私が注目する国は・・・

 


モチのロンでアメリカ合衆国代表です(笑)

 


アメリカ代表は前回の2017年のW杯予選より多くの海外組を擁しているので本日未明に行われるチャンピオンズリーグ、そして週末に行われる各国のリーグ戦など怪我人が数名出る可能性もあるため本日(9/28)時点でまだ発表されていません。

 


そのためアメリカ代表専門のYouTuberさん達は様々な予測や願望を自らのチャンネルにて語っています。

October World Cup Qualifying Roster Predictions - YouTube

 


何しろ今のアメリカ代表は史上稀に見るタレント集団になりつつあり、それもほとんどの選手が18〜23歳だったりと、伸び代がまだまだある中で高校3年生クラスの選手が代表デビューを続々としている状態が続いています!!

 


特に今年のチャンピオンズリーグには以下のアメリカ人選手が多数出場(A登録)する予定で、スイス王者ヤングボーイズのエースストライカーである長身FWのジョーダン・シエバチュが先日のマンチェスター・ユナイテッド戦でゴールしたのは記憶に新しいでしょう。

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※ちなみに日本人で今シーズンのチャンピオンズリーグに出場できるのは現時点で南野タクミンただ1人。

 

 

 

今月行われた行われた北中米カリブ海予選ではアウェイでEl Salvadorとスコアレスドロー、ホームでCanada相手に1対1の引き分け、第3戦のアウェイのHonduras戦で代表デビュー初先発の18歳Ricardo Pepi(Ricardo Pepi - Wikipedia)が1ゴール1アシストの大活躍で1-4の勝利を挙げる。

スタートダッシュには成功しなかったがCanadaが難敵、初戦のEl Salvadorがアウェイで調子が出なかったことを考えれば、合計勝ち点5は物足りなさはあるものの、まあ及第点でしょう。

Honduras fue goleado por los Estados Unidos 1-4 en un pésimo segundo tiempo - YouTube

 

日本人は分からないかも知れないが、GOLD CUPを予選から見ていた私からしてみれば今現在の北中米カリブ海のレベルはかなり高くなってきていると思う。

カリブ海の島国の選手はアフリカ系の人が多いので、パワーやフィジカルは勿論、跳躍力やスピードなどは目を見張るものがある。YouTubeconcacafチャンネルでGOLD CUPの模様が見られるのでよろしければご覧下さい。

※GOLD CUPの動画はYouTubeでリアルタイムで生中継され全試合のアーカイブも残っていたがいつの間にか消されていた。

Concacaf - YouTube

 


6月に行われたconcacafNationsleagueの模様はアーカイブも残ってます。↓↓(決勝アメリカvsメキシコ)

2021 CNL Finals | United States vs Mexico - YouTube

 

 

さて、

本題の私が期待するメンバーを説明無しでサクッと挙げてとりあえずこの回は終わりにします!!

 

Europa league Player


⭐︎Joe Scally Borussia Mönchengladbach

ジョゼフ・スカリー - Wikipedia)18years.0caps

⭐︎ Cameron Carter-Vickers CELTIC FC

キャメロン・カーター=ヴィッカース - Wikipedia)23years.8caps

⭐︎ Chris Richards TSG 1899 Hoffenheim

クリス・リチャーズ - Wikipedia)21years.3caps

⭐︎ Gianluca Busio Venezia F.C

ジャンルカ・ブシオ - Wikipedia)19years.6caps

⭐︎ Matthew Hoppe DEPORTIVO MALLORCA

マシュー・ホッペ - Wikipedia)20years.5caps

⭐︎ Haji Wright ANTALYASPOR

ハジ・ライト - Wikipedia)23years.0caps


MLS Players


⭐︎ justin che FC Dallas

Justin Che - Wikipedia)17years.0caps

⭐︎ Jesús Ferreira FC Dallas

Jesús Ferreira - Wikipedia)20years.2caps

⭐︎ Caden Clark New York Red Bulls

ケイデン・クラーク - Wikipedia)18years.0caps

⭐︎ Daryl Dike Orlando City

ダリル・ダイク - Wikipedia)21years.8caps

⭐︎Cade Cowell San Jose Earthquakes

Cade Cowell - Wikipedia)17years.0caps

⭐︎ Kevin Paredes D.C. United

Kevin Paredes - Wikipedia)18years.0caps

⭐︎ Jonathan Gómez Louisville City FC

Louisville City FC - Wikipedia)18years.0caps