創価学会のお友達と知り合ったきっかけ
あれは2013年、当時私はニュースキンというネットワークビジネス(マルチ商法)をしており、商品を売らせるダウン(カモ)を見つけるため必死で働いていた。
アムウェイのランク維持・ランクアップする方法が3ステップでわかる
結果的にニュースキンで活動していた期間は半年ほどだったと思うがその期間に借金したり、金でしか人を見れなくなったりと散々であった。
その期間、LINEで古い友達にテンション高く連絡を取るのは勿論、行きつけの店の風俗嬢なども勧誘したりした。
同時期にアムウェイにも勧誘されてセミナーも聞いた。その際に話す機会の多かった宝石💎クラスの人を逆に勧誘するという気狂いめいた行動もした。
その過程で(言い方は悪いが)引っかかってくれたのが後に創価学会員と分かるS君であった。
S君とは志村坂上近くの印刷工場🏭で日雇い派遣で働いていた日に知り合った。
ネットワークビジネスの基本としてこちら側から積極的に話しかけるということを「洗脳」させられていたので、当然その日も話しかけやすそうな人を探していた。
休憩時間中、彼は分厚い本(行政書士かなんかの資格)を読んでいたので私は褒め言葉も兼ねて「休憩時間に勉強するなんて偉いですね〜」と適当に声をかけてみた。
すると、彼も反応して、同い年ということもわかり意気投合して昼飯に行く仲になった。
2、3日同じ現場だったのでその際私は軽くセミナーがあるということをやんわりしたニュアンスで伝えた。
すると彼はその週末のセミナーに参加することを快諾してくれた。
私は初めてダウンになる可能性がある人を呼び込めたことに安堵すると共に本当に来てくれるのかという不安もあった。
彼とは会話もしやすく、普通の友達でいるのなら問題なかったのだが、そんな人にいきなりマルチ商法を紹介するのも、今考えれば狂気の沙汰でしかなかった。
知り合って数日でネットワークビジネスのセミナーを紹介して縁を切られるかもしれないという反応も怖かった。
そんな不安も当日の待ち合わせ時間になると解消される(場所は恐らく護国寺駅)。
彼は走りながら待ち合わせ時間ぴったしに来てくれた。
そして一緒にセミナー会場のある会館へと向かう。
会場につくなり、自身のアップライン(上位紹介者)に紹介。
年収で数千万稼いでいると言われる宝石💎クラスのエグゼクティブが講師としてホワイトボードの前に立ち講義を開始する。
下記は有名なチームエリート(最上級ランク)の講演
【Nuskin】 枦川友彦 vo.1 フランクリンセミナー【ニュースキン成功者】 - YouTube
ニュースキンのランクとは?取得条件や維持条件まとめ | 【ファイングッズ】
セミナーの内容は同じ講師ならほぼ同じ内容。そして、毎回同じ顔ぶれのメンバーが着座して傍聴しているにも関わらず、毎回同じタイミングで笑いが起きる。
セミナーの内容を要約すると
内容は権利収入を得れば不労所得としてお金が入り人生ハッピーになれますよ!!
というもの。
それを2時間に引き伸ばして人生はどうのこうのだの、自分の会社員時代はこうだっただの、これから伸び代しかないだのなんだの・・
※ニュースキンやアムウェイのエピソードに関してはまた後で僕が知ってることは全部「晒します」
セミナーが終わり、予定があることを理由にアフター(2次会としてカフェやファミレスなどへ行きアップラインに質問などをすること)へは行けないと断るS君。
今も含めて、私は明らかにネットワークビジネスには向いておらず、自分が儲ける為に他人にビジネスを紹介する自信が持てなかった。
そんなんだから、セミナーが終わった後の彼の答えは案の定前向きなものではなかった。
その日、彼は19時から別の約束があり、私もそこへ行くという条件でセミナーへ参加したので一緒にそちらへ向かうことに。
その途中、何個か質問を受けるが自分自身の自信の無さに加え、知識力、経験不足も相まって曖昧な回答しかできず、歯痒い思いをした。
東京都内の某駅に着き数分歩いて某建物に着く。
私はその建物の文字を見てやられたと思った。
そこには「創価学会」という文字があった。
※↑ルーマニア国旗
私は逃げようかと数秒考えたが、以前日蓮正宗に強制的に入らされ、そこから仏教(宗教)の学習もそれなりにしていたので論破されない自身はそれなりにあった。
だからあえて会館に入った。
そこから、何人かの知り合いや友達を紹介してもらい創価学会はこんなところです〜といったような説明を受け、日蓮正宗と同じく法華経の重要な説を読んだり、曼荼羅と呼ばれる本尊に向かってお題目(南無妙法蓮華経)を唱え、S君と会話してその日は終わった。
2013〜14年にかけては彼と会う度に創価学会のコミュニティに参加したり会館に連れて行かされたりもした。
その中で、某会館でナ◯ツの漫才が見れてサインももらえたのはいい思い出。
※筆者はナイ◯のファンで◯イツは学会員。
学会は知らない人からすれば宗教的な活動しかしてないと思う人も多いかもしれないが、実際はそんなことはなく、上記のように有名人を招いて話したり、バーベキューを施したりとコミュニティ的なイベント行事も多数存在する。
そんな行事の一環として公明党への投票もある訳だが、私は彼に何度も投票を強要された。
2014年の冬に彼から何度も連絡があり、しばらくマナーモード(or電源オフ)にして着信を確認してみたら1分置きに40回以上も掛けてきていやがった。
※この件に関して、未だ彼にその時の詳細を聞くには至っていない。
あと、擁護するわけではないが、創価学会の会員は日蓮正宗や顕正会のように強制的に入会させたり、道端や公園で折伏(勧誘)したりはほぼない。
どちらかというと余裕のある優しめの余裕のある人が多く、初対面の人をいきなり会館などに連れていくようなことはほぼない。
※何故私がそこまで詳しいのかは後ほど宗教系の記事で「全部晒します」。
なんだかんだ言って
創価学会は「コミュニティ」として見れば日本随一の団体であるのは確か。
池田大作も宗教家としてはもとより、ビジネスマンとしても商才を発揮できたのが今日の創価学会を築くにあたり大きかったのではないかと思う。
その点においては池上彰も評価している訳だし、興味深い点ではある。
そんなこんなでマルチ商法の勧誘をした相手が創価学会に勧誘してきた話をお送りして参りました。
併せて「創価学会の友達と飲みに行った話」もご覧下さい。
以下創価学会の解説動画