すぐにまた改訂したブログを出したいですが、とりあえず今の心境を語りたいと思います。
経緯をお話ししますと
私自身ドラゴンボール超というのは漫画ではなくアニメから入ったクチなので漫画の方に関してはほとんど読んでいません。
で、アニメで完結した宇宙サバイバル編の続編である銀河パトロール囚人編があるとの情報を聞きつけ今に至るわけでございます。
※宇宙サバイバル編が始まる10巻あたりから12月4日に発売された14巻までは読んだ。
先月号のVジャンプはチェックはしなかったが今月発売された↑の身勝手悟空の表紙のVジャンプは何年かぶりに買った(笑)
【しばらく個人的な雑談】
キャラクターデザインはほとんどとよたろう先生が書いてるんだろうけど・・
今回の銀河パトロール囚人編の敵キャラクターがそれ以前から感じていたんですが、なんかダサい。
鳥山先生以外のデザインと言って思いあたるのが、原作無しの完全オリジナルで描いたドラゴンボールGTのキャラクターデザインの中鶴勝祥氏。一星龍や四星龍をはじめとした邪悪龍やスーパーベビー、超サイヤ人4は中鶴氏が創作したもの。
中鶴氏はアニメーターとしての評価も高く、ドラゴンボールZでキャラクターデザインを担当しておりDr.スランプのカラーコミックスの作画も担当して、実質鳥山明に近い絵柄で漫画も描いてる訳であるがそれに感化されたのが「今」ドラゴンボールを描いているとよたろう氏である。
ドラゴンボールGTの内容については賛否あると思いますが、超サイヤ人4に関しては個人的に結構好きです。
ただやはりムッチーモッチーやドルタッキー、リルド将軍に関してはノーコメント・・
ドラゴンボール超の敵キャラに関してはダサかったりカッコ良かったりと賛否は色々あるかもしれません。
ドラゴンボールの世界に限らずその根本が鳥山明のデザインがどうかであり、その中のドラゴンボール、ドラゴンクエストの世界観に合致するかどうかである。
ドラゴンボールのアニメモブキャラ等は前述した中鶴勝祥、山室直忠儀さんといったアニメーターがデザインして、その回の作画監督が描くのが多い。
個人的に好きなのがアニメオリジナルストーリーの回で、ベジータが地球に向かってる途中で立ち寄るアーリア星人のデザインがハエと蝶みたいで面白い(笑)
原作では登場しないヤードラット星に不時着した時に駆け寄ってくるヤードラット星人のデザインも個人的には好き。
※その後ヤードラット星人は超の力の大会とベジータに【スピリット】を伝授するため登場。
ドラゴンボールはフリーザ編以降から宇宙に舞台を広げた関係で、多くの宇宙人が登場するようになった。
アニメは引き伸ばしが多かったのでその分アニオリキャラとして多くの宇宙人が登場、劇場版もしかり。
特に、あの世一武道会編のキャラはダサすg・・
ドラゴンボールを知るものにとってどれが原作オリジナルでどれがアニメオリジナルなのかはパッと見でなんとなく分かったりするのではないでしょうか?
これはドラゴンクエストにも言えることですがスピンオフ作品ではほとんどモンスターのデザインは描いてない説があります。
まあだからといってDQ11のラスボスであるニズゼルファのように確実に鳥山デザインだがデザインに関しては賛否あり、一概に鳥山創作キャラクター全てが納得できるものとは言えない。
まあ正直言いますと、銀河パトロールジャコのジャコもウルトラマンみたいでなんかダサいなとは思いますが、上述した微妙なダサさこそが2000、2010年以降の鳥山イズムの一つの系譜なんじゃないかと思います。
長期連載作家としては1995年(鳥山40歳)で実質的な引退はしているものの、COWAやサンドランド、カジカ、ネコマジンZ、ジャコなど、基本的には単行本一巻の読切(ストーリー)で数年毎ごとに数作品執筆している中で、その時期の鳥山イズムを予測するのは難しいのかと思います。
ドラゴンボールには日本人のような名前やキャラは基本的には登場しないが作品でみる「アキラトリヤマワールド」にはCOWAの丸山真虎やジャコの大盛徳之進、ネコマジンの小林ピートのような名前が一部登場する。
その日本人のような名前がいる世界(地球)に不時着した銀河パトロールジャコがドラゴンボールの世界戦と繋がってたりするのだから正直ドラゴンボールのキャラクター理論の基準がどこまでというのも明確には存在しないのだと思う。
描き方としては惑星サダラのサイヤ人キャベのような上腕、前腕が一定の細さで描かれたキャラが多く95年の連載終了時のような角張った感じではなく全体的に丸みを帯びたラインが特徴的になりつつある。
と、ここまでが・・
【雑談でございました】
⭐︎上記まとめ
ドラゴンボールのキャラクターデザインをするにあたっては、ネコマジンシリーズや銀河パトロールジャコのようなドラゴンボールの世界観に繋がる作品のキャラクター達も入ってくるとは思うが、95年に終わった作品が20年以上の時を経て未だにシリーズとして新キャラが出続けるのだからどんなキャラであれ否定するってことが難しいというのが私なりの結論です。
なおかつDBの地球はモンスター型や動物型の地球人がいて閻魔大王がスーツを来て天使も悪魔も破壊神もいて暗黒魔界もあるのですからね(笑)
『とよたろう先生』のデザインに納得いかないという方々もいらっしゃるかとは思いますが結論が出ないので終わりにします。
私自身最近ドラゴンボール超の銀河パトロール囚人編を追い始めたというのは前述した通り。
DB超のアニメについてはリアルタイムでは納得いかない部分もあったりで見ていない部分が大半で(ヤムチャ回、アラレ回、フリーザ合流回、最終回は録画してHDDに残ってる)最近になりYouTubeに上がってた力の大会のバトルを5時間にまとめた動画をみて再燃し漫画追っかけてる次第です(笑)
大体のキャラクターデザインはとよたろう氏がデザインしてますが鳥山先生も多少関与はしているし、こんなデザインはどうかな?ぐらいのアドバイスはすると思う。
画力に関しては「転生したらヤムチャだった件」の作者ドラゴン画廊リー先生の方が個人的には好み。連載当時の良さと今の鳥山タッチも絶妙に取り入れていて、世界中見渡しても彼より(DB、鳥山タッチが)上手い人はそこまでいないのではないかと思うのは私はだけではないはずです。
まあでも、とよたろう氏もそれ以前からtoyble名義でドラゴンボールAFという同人作品にて「結果」を残してきてた訳であるから悪くはないのだろうけど・・
画力でいうと
①中鶴勝祥
②山室直義
④とよたろう
になるかなと思います。
キャラクターデザインや画力等で納得いかない点が大なり小なりあるのはドラゴンボールファンなら当然なのかなとは思いました。
さて肝心のコマ割りやネーム、ストーリー構成に関してですが【本人じゃない点】を差し引けば及第点なんじゃないかと思います。
日本の漫画家の中でも世界的に知られた大作家である鳥山明、その作品で世界中にファンがいるドラゴンボール。
その作家とその作品と比べて、30まで何で飯を食ってたかも分からん同人漫画家が御本人公認の中で漫画を描けるのだから僻み、妬み、嫉みがあるのは必然でしょう。
・・・なんか長くなりそうなので②に続きます。
※画像やリンクはあまり貼りませんのでご容赦ください。
手っ取り早く見たい方は③をご覧下さい。