伝統の一戦!!インテル×ミランをレビュー!!
代表ウィーク明け1発目でミラノダービー!!
【プレビュー】優勝占うミラノダービー!最注目はイタリアの未来を担うバレッラvsトナーリ(DAZN News) - Yahoo!ニュース
やってきました!!
今回は試合前のレビューを簡単にしていきたいと思います。
まず、冬の移籍マーケットから・・
インテル、まさかのゴセンス取り!!
確かに左のウイングバックはダンフリース、ダルミアンのようにどちらを使っても問題ないレベルとまではいかず、経験豊富なペリシッチが出ずっぱりだった感は否めなかった。
ディマルコはどちらかというと左のセンターバックで実質的なバストーニの控えであったし、一応在籍しているコラロフも今や左のセンターバックしかできない状態。
主戦場が右サイドのダルミアンでも左サイドは無難にこなせはするが、右をダンフリースとダルミアンで回す関係上なかなか左には持って来れない。
今回の移籍は、そんな理に適った理想的な人材であり、選手層をより厚くする最適なラストピースだった。
内訳は、買い取り義務付きのレンタル移籍で
移籍金は約€2200万+出来高最高€300万
契約は4年半で年俸は€250万とのこと。
もう1人の助っ人外国人(と言っても外国人だらけだけどwww)のエクアドル人のベテランFWのフェリペ・カイセド(33)は去年までラツィオでプレーしていた選手。
セリエAで「もう一花咲かせる」ために、恩師インザーギのからの声に、二つ返事でインテルへのレンタル移籍を決めた。
少し怪我がちのホアキン・コレアの代役として第4FWでの出場が見込まれる。
プレーをYouTubeで見たのだが印象としてはゴール前でのポディショニングや入ってくるタイミング。ゴール前で自ら楔となりラストパスを出すなどの判断力、アシスト能力。細かいタッチのドリブリング能力。
結構総合的に優れていて面白い選手だなと思った。
純粋なレンタル移籍なので今シーズン終了後はまたレンタル元のジェノアへ戻る予定。
仮に大きな活躍をしたとしてもサンチェス、ジェコの世界的名手のベテラン2人の壁には到底及ばないので買い取ることはまずないと断言する。
次世代GKのオナナは来シーズンから加入予定。
放出したメンツにセンシがいるが、こちらもとりあえずはレンタル移籍とのこと。
結局、19-20シーズンの序盤の5試合くらいのインパクトが鮮烈でそれ以降は怪我の影響でコンスタントに試合に出れず、出たとしても印象に残るプレーというのはかなり少なかった。
サンプドリアで成果が出せなかったら夏に売りに出すのは確実かもしれない。
※インテリスタからは好かれてないガリアルディーニやベシーノよりも評価が下というのは既にヤバいが・・
対するミランの補強は?
それ以前にシモン・ケアーが今シーズン絶望でセンターバックの補強は急務だったはず。
ミランはリールのボトマンというオランダの若手長身センターバック(CB)を狙っていたそう。
その他にもドイツ2部のシャルケに所属するドイツ人の若手センターバック、マリック・ティアウの獲得も失敗。
このクラスのCBの獲得に失敗するのも問題だけど、結果CBに穴が開きっぱなしなのにも関わらず誰も補強出来なかったというのが1番の問題。
向こう10年を見越したような若いCBを取るのではなくて、安定感のあるベテランCBをレンタルで取って来ればよかったのに・・(笑)
で、結局唯一冬の移籍市場で取ってきたのがセルビア出身の長身若手ストライカー(マルコ・ラゼティッチ)のみ。
勿論、まだまだ実績はなく即戦力にはなり得ない。
まとめると、要となるベテランCBが抜けても補強の必要はないくらい選手層豊富(笑)
若干の年齢の不安(40歳&35歳)がある前線に未来への投資(18歳)をする余裕っぷり(笑)
さすが、俺たちのミラン!!
他の追随を寄せ付けない圧倒的かつ抜け目ない余裕の補強!!
もう、一生付いていくぜ❤️🖤❤️🖤
なんて、(ゴミ)🚮ラニスタさんは思っているのでしょうか?
冗談はさておき、冬の移籍についてはここまでで本題はミラノダービーです。
インテルはミランに4ポイント差を付けているわけでありますが、インテルは1試合少なく仮に未消化の試合に勝ったと仮定した場合、ポイント差は7ポイントに開きます。さらにこの試合で勝ったと仮定した場合、開くポイント差は最大で10ポイントにもなるわけです。
つまり実質的な優勝と宣言していいのだと思います。
確かにブラホビッチを加えたユベントスは確実に後半戦追い上げてくると思う。
でもイタリアスーパーカップでのボール支配率で圧倒していたように、まだまだインテルの完成度には及ばない。
ミランが勝ってインテルの未消化分(ボローニャ戦)の試合も勝てなかったと仮定した場合のポイント差は一気に1になる。
当然、極力最後まで「接戦になる上位対決が見たい」と思うのが「セリエAファン」なのでその場合ミランを応援するのが当然といえば当然だと思う。
でも、(勝ったら)ゴミ🚮ラニスタは嬉しいかもしれないけど、俺たちインテリスタが勝っても全く嬉しくはないわけで・・
というか、こんな(A代表の選手がろくにいない)戦力値のチームと優勝争いなんかしてても全く持って嬉しくはないしワクワクもしないわけで・・
結局私達インテルが現実を突きつけてやらないことには、ミランさんは「おっちゃー!!こんちーずんはゆうちょーできるぞぉおー👶!!」みたいな勘違いしたイキリキッズが中途半端に沸いてくるだけだと・・
まあ、個人的な感情はここまでにして本格的な予想。
客観的に見てもミランは前述したCBのケアー、前線の大黒柱イブラヒモビッチ、FWのレビッチの欠場が確定しており、それに加えてCBのトモリも欠場濃厚とのこと。
インテルは案の定ベストメンバー。
ミランは守備陣の層が薄く、安定感はレギュラー陣のケア、トモリよりないと見ていい。
※そもそもカルルという若手フランス人はCBなのか?
ケシエのフィジカルやレオンのスピード、トナーリの上手さは脅威だけどケシエをトップ下でどう機能させるのかというのも見もの。
テオ・エルナンデスのオーバラップ、縦への突破や、ジルーのゴール前での高さ、上手さ、強さも相変わらず脅威ではある。
弱点は選手層の薄さ。
明らかにトーンダウンした選手しかベンチにおらず、流れを変えれるような選手は少ない。
特に前述したCBとFWに関してはかなり今回選手層が薄く狙い目。
ジルーは恐らくフル出場するだろうがあの年齢と体で90分間前線でのプレッシングはキツいだろう。
インテリスタ目線でのまとめ
・ケシエ、レオン、ジルー、テオ・エルナンデスは要注意。
・ロマニョーリ、カルル、カラブリア、サーレマーカーズは意外と穴?
・4-2-3-1で来るため90分間フルでジルーはプレーすると断言。
・前線が停滞したとしても交代するメンバーがいない。
※ラゼティッチのデビューあるか?
・その為後半に関してはより押される展開になるのではと予想。攻撃的なカードはブラヒム・ディアス、クルニッチ、サムカス、メシアス、3世ぐらい。
・前回(11月8日)の対戦でのボール支配率はミラン51%、インテル49%とほぼ一緒でスタッツ的にも互角の試合だった。
・しかし12月以降ボール支配率が格段に上がり、ポゼッション60%を越える試合が続く。1月のスーパーカップのユベントス戦、セリエAアタランタ戦はスコアはいずれにせよボール支配率はいずれも60%越え。
・今回もそのような流れから試合はインテルが支配する可能性が高い。
ミランはその中でボールを拾って少ないパスでゴールに繋げる戦法を取ってくると思う。
インテルも弱点がない訳ではない。
3-5-2の3のバストーニの上がってる隙を突くとか・・
ジェコ、ラウタロはとりあえず徹底マークするとか・・
でも考えたけど正直あまりなかった。
インテリスタとしてこの考えはタブーかもしれないが、イブラもケアーもいない中での背水の陣で、インテルをどう攻略するのか見てみたい気持ちもある。
※↑予想スタメン
まあ、今夜、どんな一戦になるのかを見てみようではないか!!
また、後日、結果をレポします!!