【題名について】
こんにちは
おにぎりせんべいです。
(しばらく余談・・)
様々なバトル漫画を最近読むようになりました。
※ 最近も無職になりつつ鬼滅の刃が気になったので漫画喫茶に通い全巻読破した次第でございます。
しかしやはり「個人的に」ドラゴンボールのバトルシーンを超越するような漫画は出てこないんです。
海軍や鬼滅隊は俺らの漫画が1番だぁ!!って言うかもしれんが売れてる漫画が評価が高いとは限らない。
人には其々好きな漫画に限らず小説や映画、ゲーム、スポーツ、好きなタレント等あると思いますます。
日本のタレントは一部のタレントを除けば内弁慶で日本でしか知名度がない人が多いと思う。
それ故に日本の一大エンターテイメント(漫画)がその他の宗教や文化や思想が違う人達に受け入れられるのは凄いことだと思う。
そんな漫画のなかでも一際グローバルスタンダードな作品がドラゴンボールである。
※私自身何度も説明するように、ドラゴンボールが大好きなんです。
世の中に溢れている漫画作品の中でも、一般的に世間的に評価されてる漫画(売上など)10作品と自身の好きな漫画を自由に挙げて10作品となると、まず確率論的にも一致はしないでしょう。
まず漫画を10作品も見たことがない人もいますし、世代や性別により見ていた、影響した漫画が違うと思います。
人間って生き物は常に周りの影響を受けて生きている。同調する意識というのが潜在意識にあるから中々こういう時代に自我を確立するのは難しいんじゃないかと思います。
何を言っているのかというと今の(05年以降デビューの)漫画家というのは色々な漫画作品の影響を受けて育っており絵柄や作風などで他の作家や作品の影響を感じることなく完全にオリジナルに描くというのが不可能に近くなってきているのだと思います。
コロンブスにしろナポレオンにしろチェゲバラにしろ革命を起こすのは、それが新しい手法かつ斬新だから。
《余談終わり》
・・・・・・・・・・・・
(とあるサイトの海外の漫画ファンのコメントを抽出)
前置きは長くなりましたが、何万や何十万とある漫画作品の中、生きている内に私はどれだけ多くの漫画を読めるだろうか。と考え一般の人よりかなり遅読な私は漫画のどの部分を読み込めばより理解度が高まるのかを独自に考えた。
※私は漫画作品をあまり知らないのでそのことをご理解の上読み進めて頂けると幸いです。
それが本題でもあるバトル漫画ドラゴンボール理論でございます。
人によりワンピースを基準に考える人やジョジョを基準に考える人、ナルト、キン肉マン、北斗の拳、聖闘士星矢、基準に考えるラインが違うと思います。ジャンプでどの漫画が好きかなどは派閥構想を巻き起こします。
・・・・・・・・・・・
では
まず、漫画に限らず小説や映画、ドラマなどを見る時に👁何かしらの足掛かりにするポイントはなんだろうか?
ドラゴンボールは題名の通りドラゴンボールというアイテムとそれをめぐるキャラクター達の群像劇である。
題名=何かしらのアイテムというのは
デスノート、火の鳥、GANTZ、キテレツ大百科、ワンピース(?)
が挙げられる。
題名=主人公名前+αパターンは
鉄腕アトム、ドラえもん、アンパンマン、ゲゲゲの鬼太郎、サザエさん、キン肉マン、NARUTO、聖闘士星矢、ジョジョの奇妙な冒険etc・・
題名=主人公やキャラクター(特性等)を暗示しているもの
テニスの王子様、アイシールド21、ワンパンマン、テラフォーマーズ、ベルセルク、AKIRAetc
の主に3つに分けられると思う。
鬼滅の刃は主人公やキャラクターの特性を暗示しているのでパターン③に入るでしょう。
火の鳥に関してはアイテムとも呼べるしキャラクター(生物)とも呼べるが根本の本質として物語に欠かせないので①に
ドラゴンボールはバトル漫画という「ジャンル」に目が行きがちなんだが本題は願いを叶えてくれる龍と珠の物語というのが「本質」にあるというのを忘れてはいけない。
「孫悟空の大冒険!!」「天下一武闘列伝⭐︎悟空!!」みたいな題名にすることもできたが、作品名をアイテムの名前にしたのが尚更よかったと思う。
作品名=アイテムの漫画は物語の本質が分かりやすく、ストーリー展開もしやすい。
ドラゴンボールというなんでも望みが叶うというアイテムがあればいくらでもストーリー展開ができるしそれをめぐる攻防戦が描けるという訳です。
作品名にもなってる漫画史上の最強アイテムがあれば例えどんな作家が書いたとしても一度は読みたくなると思います。
7つの珠については里見八犬伝をモチーフにしたと言われてますが、そちらは無知な者であまり分かりませんのでコメントは差し控えさせて頂きます。
その最強アイテムのストーリーをどう描けるかで漫画家としての力量が問われる訳ですが、その膨大なストーリーを描き切ったのが鳥山明御大のなせる術(わざ)と言えるのかもしれません。
大宝ドラゴンボールを巡る国家感の戦争や政治、駆け引きや心理戦を描くのもありといっちゃあり
だが、叶える願いは1人の独裁者の願いか?、幸せになりたい大富豪の願いか?
で漫画としての「現実味」がなくなるのであります。
※しかし、弘兼憲史版のDBも見てみたい
じゃあ、そのドラゴンボールというアイテムはどのように出来たのかというで当時のリアルタイム読者は引っかったりするかもしれませんが、そのアイテムやキャラクターの「起因」を物語の本題として描けるのが鳥山明御大の功績といえましょうぞ。
結果的に物語の本筋であるドラゴンボールの由来や発祥を描き切ったことによりナメック星編、フリーザ編で物語最大の伏線部分は回収されいつでも終われる状態に出来たが、人気絶頂のDBを終わらすことは株価にも影響が出ると言われていたのでセル編、魔人ブウ変へと続くことになる。
ドラゴンボールに共通するのが、デスノートや火の鳥などの生死を題材にしていて究極の欲望とも言える生殺与奪権、不老不死を取り扱っている点。
物語うんぬんの前に、やはりそういった究極の悪の存在がいて、不老不死のボスをどう倒すかというのはそれだけで見たくなると思うんですよね。
※その点ではジョジョや鬼滅なんかも当てはまると思います。
※火の鳥に関しては其々の部ごとに内容が違うので一概には言えませんが、鳳凰のような「火の鳥」の生き血を飲めば不老不死になれる、というのが大体の部で共通している点であります。
まとめると・・
①タイトルは主に3パターンあり物語の本筋となるアイテムが題名の漫画というのは分かりやすく、興味が湧きやすい。
②不老不死や生殺与奪をテーマにして書くことにより物語の善悪がはっきりして読みやすくなる。
③物語の本質であるアイテムの説明や伏線を回収してより作品の理解度が高まる。
ドラゴンボールという題名だけでも様々な展開ができて、物語のプロットがあるというのをお分かり頂けたでしょうか?
次の章②へ続きます。